ppmさん
のうた一覧
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煩わし毎日作る昼飯が解き放たれし二学期の朝
平成二十八年八月二十五日
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くしゃみさえ出なけりゃ僕の涙目は花粉のせいと知らぬ別れに
平成二十七年三月五日
2
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二人きりで迎えた正月だったのに貴方は駅伝ばかり見ている
平成二十七年一月三日
6
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初夢に君が出てきて顔を寄せ微笑みかけるあの頃のまま
平成二十七年一月三日
4
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誘わむと余命少なき雄ゼミは雨止む隙に命賭け鳴く
平成二十六年八月十日
3
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風吹くと伝え知りたる筈なのにひらひらスカートはく君は何故
平成二十六年三月十九日
4
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段ボール力を込めて紐括る妻の首絞む腕を鍛えむ
平成二十六年二月十七日
2
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おずおずと真ん丸のチョコいただくも残念ながら不発弾だよ
平成二十六年二月十四日
3
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皇の御幸の原に鋤振れる妹の汗染み種ぞ実らむ
平成二十六年二月十日
2
御幸=みゆき(人名)、鋤=好き、...
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男一人買い物ついでに好物のチョコを購う・・・勇気絞れり
平成二十六年二月七日
5
非バレンタイン
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旗振れる民の右手はかじかむでガラスの内の皇は暖
平成二十六年一月二日
0
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傷口に塩擦り込まむ三日月の空に浮きつる失恋の痕
平成二十五年十一月五日
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好きだった女に送るメールにはハートをつけて「妻が死んだよ」
平成二十五年八月十七日
2
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夏の夜と云へど互ひに求め合ひ裸の君の胸に汗落つ
平成二十五年八月十三日
2
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六月の花嫁ならば幸せと残り二日じゃ既に手遅れ
平成二十五年六月二十九日
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その恋は実らぬはずと言う人は私に嫉妬してるだけよね
平成二十五年五月二日
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乾杯で君のグラスと合わせたるそれが唯一の正に接点
平成二十五年四月二十八日
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好きだった男の髪が薄くなりロマンスグレーの夫見直す
平成二十五年四月二十八日
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その昔君の顔見て惚れたけど今の体格・・・胸なでおろす
平成二十五年四月二十八日
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愛はいらぬ無駄な時間と判ずれば苦しみひとつこの世から消え
平成二十五年四月十八日
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