鍬乃呑さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
- 日を浴びて寝ては静かに蠕動する腸の主張に耳を澄ませる 平成二十四年十二月十一日 2 もっと見る
- 窓隔て寝そべる背中焼く陽射し味わいながら本を読んでる 平成二十四年十二月十一日 2 もっと見る
- チョコレート噛めばいつしか綻んだ顔が少年の日に似ている 平成二十四年十二月十日 1 もっと見る
- この部屋じゃコートを着込みエアコンを点けても寝れば凍死するかも 平成二十四年十二月九日 1 もっと見る
- 山ならば頭上にかかる暗雲も登ればいつか過ぎてゆくのに 平成二十四年十二月九日 3 もっと見る
- 心なし視界もくすみ固着した疲労を剥がす酒を求める 平成二十四年十二月九日 1 もっと見る
- 肌を刺す寒さの朝はポケットの懐炉を握る手だけ生きてる 平成二十四年十二月九日 1 もっと見る
- 巌窟に独り座れる禅僧も腹がくちれば眠くなる筈 平成二十四年十二月八日 0 もっと見る
- 酒であれ米であっても満ち足りてしまえばあとは眠くなるだけ 平成二十四年十二月八日 0 もっと見る
- 腹に石を積まれ縫われた狼の気持ちで歩く満腹の帰路 平成二十四年十二月八日 3 もっと見る
- あんなにも忙しげに立ち働いた者もこたつに魂を売る 平成二十四年十二月八日 0 もっと見る
- 米を食み干した魚を焼き食めば腹もくちるし今日は飲まない 平成二十四年十二月八日 1 もっと見る
- 戯れに左手で箸を繰りながら米を食おうと苛立っている 平成二十四年十二月八日 0 もっと見る
- 執着を離れて君は犀の角林の中をただ一人歩め 平成二十四年十二月七日 0 もっと見る
- 君のその両手に持った宝物放せなければ何も持てない 平成二十四年十二月七日 9 もっと見る
- 師走にも忙しくもなるわけでなしこの年も早く過ぎ去れと思う 平成二十四年十二月七日 0 もっと見る
- 酔いどれのブルースを朝に聴きながら仕事場に向かう今は飲まない 平成二十四年十二月七日 0 もっと見る
- 疲労した脳はいつでも辛辣な言葉ばかりを投げ掛けてくる 平成二十四年十二月六日 4 もっと見る
- いつまでも子供扱いされたくて子供のままで生き辛い君 平成二十四年十二月六日 1 もっと見る
- 耳鳴りの音程は確かシだったと鳴り出した朝にふと思い出す 平成二十四年十二月六日 2 もっと見る
