南 骸骨さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 靴脱げば蒸れたる足の匂い満ち諌めるひとの無いことを知る 平成二十四年十二月一日 5 もっと見る
- 宛先を書けないでいる葉書取り我はさすらう繭にまだいる 平成二十四年十二月一日 6 もっと見る
- 指先にあなたを弾く意思あれば暖めている撃鉄がある 平成二十四年十一月二十九日 3 もっと見る
- 結界をもろともせずにゼロ距離を苦もなくこなすおばちゃんに会う 平成二十四年十一月二十八日 3 もっと見る
- みじん切り野菜とひき肉合わせたら餃子をたっぷり明日は休日 平成二十四年十一月二十六日 5 もっと見る
- 熟柿の臓器を吸いし口元のルージュに静かな企みがある 平成二十四年十一月二十六日 5 もっと見る
- 卵焼く油の音につられたかいつもに増して音痴な鼻歌 平成二十四年十一月二十五日 2 もっと見る
- みたらしの団子が好きな事でさえ告白せずに茶などすすりて 平成二十四年十一月二十三日 3 もっと見る
- 手を合わせ生命線の長きほうこっちと差し出す歳上の妻 平成二十四年十一月二十三日 7 もっと見る
- 野良猫が見つけた飛行機雲眺め猫背の二人と一匹の午後 平成二十四年十一月二十三日 15 もっと見る
- 明らかにはみ出しているこの思い恐らくこれが表面張力 平成二十四年十一月十六日 13 もっと見る
- 先をゆく君を名前で呼んだならえのころ草に笑顔がはみ出す 平成二十四年十月二十八日 3 もっと見る
- さよならの手を胸元でそっと降るそれを見てたは月と僕だけ 平成二十四年十月二十七日 6 もっと見る
- その笑みの回数分だけ刻まれし目尻の皺の深きまで吸い 平成二十四年十月十九日 4 もっと見る
- 石英の濁りし辺りを指で撫で安山岩を疑して笑む君 平成二十四年十月十八日 2 もっと見る
- 石ころを御守りに入れ産科行き安産願を安山岩とす 平成二十四年十月十八日 1 もっと見る
- 「ああ」と「ええ」二人の会話成立す愛もそろそろ発酵したり 平成二十四年十月十六日 2 もっと見る
- 滴りて君に血を継ぐもの託す蟷螂のごと喰ってしまいな 平成二十四年十月十六日 2 もっと見る
- 野菜など生涯食わぬと言い放ちうどんの薬味を草と呼ぶ君 平成二十四年十月十五日 3 もっと見る
- 決めごとを書いた札にも君らしい西国なまりが語尾についてる 平成二十四年十月十五日 2 もっと見る
