五穀米さん
のうた一覧
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何気なく未だ描きかけの絵を擦り乾くことまた技術でありぬ
平成二十五年十一月一日
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ぴったりと枠に納めて描いてみる拙きわたしの方法なりき
平成二十五年十一月一日
1
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カルチャーは開墾という意味持つと記憶にありぬあぁ文化人
平成二十五年十月三十日
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分かち合いなるひと時が用意され今宵の集いは勤めなるらん
平成二十五年十月二十九日
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陣取りの秘訣はひとつ笑顔とぞ駒取りひと取り仕事取らばや
平成二十五年十月二十八日
2
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雨音をBGMと夜を明かし未だ降っている未だ仕事する
平成二十五年十月二十六日
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君は斯に弱きひとではあらぬとて診断したる医師のありたり
平成二十五年十月六日
4
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勤務後は葡萄プルーン柿蜜柑果物ばかり買いて食して
平成二十五年九月二十六日
1
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近道があるじゃないかとタクシーの運転手言い止める求職
平成二十五年九月二十日
1
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靴を買うこと儀式なるおんなにて歩くこととは覚悟の行為
平成二十五年八月三十一日
4
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我がオフィス還れる場所であることの確かに永き此処までの道
平成二十五年八月二十五日
4
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回帰する処はほんの百年のあたりにてよし美術史の中
平成二十五年八月二十五日
2
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仲間らと笑い喜ぶ若者の映像流しコマーシャルとす
平成二十五年八月十九日
2
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座る場所無きまま過ぎし半生でありしよせめて事務所設ける
平成二十五年八月十九日
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フロイトの固きエロスの考察は男の手では難儀なりけむ
平成二十五年八月十七日
5
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ばたばたと片付け物をするように彼岸へ向かうそれがビジネス
平成二十五年八月十三日
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子守唄歌えその詩に一滴の寓意もなしと知らぬふりして
平成二十五年八月十一日
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活字にはなってはならぬと誓いたりさらにはウェブで名挙げることも
平成二十五年七月二十一日
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絵を描くに己が横顔撮影し気付きぬ耳の貧相なさま
平成二十五年七月十日
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束の間を大き会社に働きてその建物のデザイン設備
平成二十五年七月十日
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