みなまさんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 風避けて溜まれる鴨をたたせては船すすみゆく三方五湖 冬 平成二十九年十一月二十五日 10 もっと見る
- 手土産とお揃のミントローズティー ガラスポットに満ちてゆく赤 平成二十九年十一月二十四日 6 もっと見る
- 金星が迎えてくれるあたたかで密やかな声こごえる窓に 平成二十九年十一月二十四日 9 平沢進『金星』 もっと見る
- 愛という言葉忘れぬ唇よもうあきらめよ五歳の過ぐ 平成二十九年十一月二十二日 11 もっと見る
- 紙のはこ出だしてきたり紫の薔薇のむくろをおさめるための 平成二十九年十一月二十二日 5 もっと見る
- ガブリエルシェエラザードに恋心露おき朝の陽にふるえたり 平成二十九年十一月二十一日 6 もっと見る
- 夫という皮膜は破れすき間からひりだされ早５年となります 平成二十九年十一月二十一日 10 もっと見る
- アイリスのさく雨のよる身を寄せたハルディンホテルに汽笛が届く 平成二十九年十一月二十一日 9 もっと見る
- 指さきに薔薇の棘たつしばらくは紅をひくなと彼がいひしか 平成二十九年十一月二十日 15 もっと見る
- あのときの我かと思わず手にとりき すべての ひとに 石が ひつよう 平成二十九年十一月二十日 8 ポケットに滑らかな石すがりつくも... もっと見る
- ステージを了えた奇術師あせぬぐい夜の砂場で磁石を回す 平成二十九年十一月二十日 8 もっと見る
- まさか私が種を埋めると知らないで桃を送ってよこしましたね 平成二十九年五月四日 16 千原こはぎさんのお誘いでネットプ... もっと見る
- 空蝉のやぶれてもなお幹にありそろそろ土に還りたかろう 平成二十九年四月二十二日 16 もっと見る
- 土曜日の朝の木屋町黒服がしゃがむ路ばた曼珠沙華パシャリ 平成二十八年十月二日 9 もっと見る
- もういいわ あなたが正しいことにして ガチャンと切れた気がするスマホ 平成二十八年九月三十日 14 もっと見る
- 女生徒の転びしあとの血痕をざんざん雨の流して木犀 平成二十八年九月二十七日 9 もっと見る
- 老い猫の気性荒らきを抱き上げて長生きせよと爪を切りたり 平成二十八年九月二十七日 15 もっと見る
- 偶数のいちじく選ぶ奇数でもよかったんだとレジにて気づく 平成二十八年九月二十五日 8 もっと見る
- オスカーの囀り聞ゆ 曇り空 巡り来る春にはもてますように 平成二十八年九月二十三日 10 もっと見る
- 無愛想は美貌に嫉妬しとるんやな昔の呑気な歌思い出す 平成二十八年九月二十二日 10 もっと見る
