みなまさんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
|
|
- 麺処 向かい合わせの溜め息に学費の不安を打ち明ける応酬 平成二十六年十二月三日 3 暗に経済的援助はできないと通告。... もっと見る
- むすめだと馴染みのレジに話す声 絶対ちがうと言いたいのを呑む 平成二十六年十二月三日 7 あなたの事は「おばあちゃん」って... もっと見る
- 声高に高飛車に言う吾がいてまだ姑を赦していない 平成二十六年十二月三日 6 買い物に連れだって もっと見る
- ねがわくば空を映せる湖の色にだかれてあいにゆきたい 平成二十六年十一月三十日 10 疲れた 結論がでないこともある... もっと見る
- 姑は老けアルファロメオは戻るのよ写真は照れて笑ってるけど 平成二十六年十一月三十日 13 夫が倒れてもうすぐ二年。帰って来... もっと見る
- 親族じゃないし姻族なんです！と叫べど誰も聞いてやしない 平成二十六年十一月二十九日 10 じゃあ誰が姑の責任を背負うのか。... もっと見る
- 閉ざされた仕事場を開ける道端のガムよりしつこい記憶を蹴飛ばす 平成二十六年十一月二十九日 7 夫が倒れてもうすぐ二年。仕事場に... もっと見る
- 姑の受診に付き合い腑に落ちぬ事合点ゆくつまりは老いだ 平成二十六年十一月二十九日 8 いえ、いきなり明日白内障の手術を... もっと見る
- やらかしたー「たまきわる」ってなんやねん誰もわるないアタシが悪い 平成二十六年十一月二十八日 6 違和感はあってん。でも、眠かって... もっと見る
- ヌヴォラブルーあの空映すトランクにつまったままの日々をむかえに 平成二十六年十一月十八日 6 行きたい 行くか！ もっと見る
- 悲しみの波がひいたら砂浜にふあんふあんの層が重なる 平成二十六年十月十九日 8 もっと見る
- 灣の底沈む機體が誰なのかあへて問はずと遺族らは答ふ 平成二十六年九月二十八日 7 旦那さんが話してくれた事を急に思... もっと見る
- もし魔法が使えるならば夫の記憶曖昧になるまで薄めて欲しい 平成二十六年九月十八日 12 もっと見る
- 夫の部屋の空のカップを片付けるまた恋してると口づさみつつ 平成二十六年九月十八日 11 もっと見る
- 夫勞ふ歌ながむれば失ひし日々思はれる紡錘の月 平成二十六年九月十二日 14 もっと見る
- 瘡蓋も剥がれてきたしそろそろと外していこうか心のギプス 平成二十六年九月十二日 7 永いことしてると汗臭くなってきち... もっと見る
- 太腿の付け根の痣の形さえ知ってるひとの消息をきく 平成二十六年九月十一日 14 もっと見る
- 秋雨の激しさ増せる昨今はひとのちからの小さを知る 平成二十六年九月十一日 9 狂気の沙汰 もっと見る
- そろそろと片付けなくちゃ わかってるわかってるってまた蓋を閉める 平成二十六年九月十日 7 もっと見る
- 抽斗にあなたの名残り見つけたら休日にしてソファに埋まる 平成二十六年九月十日 12 もっと見る
