灰色猫さん
のうた一覧
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死別という哀しきものを愛犬のその冷たさに学んだ焼き場
平成二十九年十二月十四日
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高き背の祖父の血潮を受け継いだ己の影におもかげを見る
平成二十九年十二月十二日
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おこたというゆーとぴあでぬくぬくとやすらぎ眠るねこふんじゃった
平成二十九年十二月十日
16
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いつの日かきっといつかがわからずにごろごろ猫に遊ばれてます
平成二十九年十二月九日
19
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掘りごたつかくれんぼした幼き日いまでは猫のねばーらんどに
平成二十九年十二月九日
16
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晩秋の鐘が鳴りやむ帰り道ひとつの愛がこころに灯る
平成二十九年十一月二十一日
14
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少しづつ衰弱してゆく父の背に紅葉愛でる祖父が面影
平成二十九年十一月十七日
21
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まだ君が子犬の頃から歩いたねいつもの道はつづいているよ
平成二十九年十一月十六日
19
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奏でおりわがまま猫は歌いつつ自由気ままにピアノ踏んづけ
平成二十九年十一月十二日
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猫殿は今日も健気に掃除するあちこちくるくるルンバに乗って
平成二十九年十一月十日
19
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楽園が降臨します猫たちが待ちに待ってたこたつがデビュー
平成二十九年十一月八日
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陽だまりで玉座としての胡坐をかき王とし眠る猫抱いてます
平成二十九年十一月七日
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陽だまりで背伸びする猫ときどきは僕は枕であったりします
平成二十九年十月二十七日
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真白なる蕎麦花乱る畦道の祖父の遺骨の弔いの列
平成二十九年十月九日
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きらきらと輝く名前もらったの恥ずかしいけど形見なんです
平成二十九年十月五日
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いつ帰宅してもいいよう君の部屋ずっと時計を止めておくから
平成二十九年九月二十六日
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奥様、御帰宅おめでとう御座います...
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美味しいねその一言が嬉しくて冷たき朝にひとり刃を研ぐ
平成二十九年九月十七日
16
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下校時のカレーの香りは危険です直ちにその場を離れてください
平成二十九年九月十六日
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飯テロってやつですね こちらこ...
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給食のカレーの香りがほんのりと優しい母であるまっぴるま
平成二十九年九月十五日
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私信:芝桜さまへ こちらこそ力...
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もやもやにさわってみたら肉球で目を覚ますまでぷにぷになのです
平成二十九年九月十四日
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「竜宮のゲードを通過す浦島は竿が...
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