うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
谷村思亜
生きるとは だんだん濃くなる猛毒のガスに耐えつつ進みゆく事
6
もっと見る
-
音弥
一塊の隕石内の水の痕に地球の起源を立証するらし
15
もっと見る
-
舞
家帰る足を急がす灯りごとその家ごとの夕餉の匂い
6
もっと見る
-
横井 信
窓際に若葉の揺れる木漏れ日も夏の暑さのまぶしいひかり
19
もっと見る
-
橘
アパートの玄関わきのハナミズキ白と紅とが半分に咲き
8
もっと見る
-
可不可
食ひながらトイレどこか探してる 私が見える タワァパフェ
7
もっと見る
-
つばす
散り際の八重の桜見上げれば 足元のタンポポ知らず踏みをり
5
もっと見る
-
つばす
風薫るさつきが彩る赤緑 初夏の香りが心地よい
4
もっと見る
-
ななかまど
愛猫が餌をねだりて媚びるときその時々の多彩な演技
13
もっと見る
-
水紫
ウケ狙いそれで詠む歌腑に落ちず行き着く先は捻りなき歌
6
もっと見る
-
御宿川蝉
穀雨どき 芝一面の雑草を 仇打つよに むしる我かは
6
もっと見る
-
音弥
「ねえ、行きたいわホテル」いきなりの嫁の誘いに自分戸惑う
13
もっと見る
-
千草
人生には確かにあろう持って生まれた運も不運も当たり外れも
10
もっと見る
-
名鈴
先達の 絵の筆遣ひ 描き写し その妙超さむ 才ある者よ
12
もっと見る
-
桃山
引っ越しの業者の出入りも落ち着いてまた日常の静けさになり
5
もっと見る
-
舞
苦労などせずに育てとばか親の冬ありてこそ咲く花桜
7
もっと見る
-
び わ
一手ごと相互に読みを実行す間違いなきよう全体凝視
6
もっと見る
-
灰色猫
傷ついた声なき声に傷ついて歌になったら聞いておくれよ
11
もっと見る
-
師崎
春の死は救済祭り 期間中救いの量が一・五倍！
3
もっと見る
-
横井 信
ペン立てにそっと並べた鉛筆の背伸びしているテーブルの影
15
もっと見る
