うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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へし切
遣る瀬無く コロナを憎み「豚まんは肉まん」などと 笑ふしかない
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シダ
いくたびの春にやあらむ梅の香に袖からめてはしばし留めむ
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シダ
風寄せてさざなみ立ちぬ水鏡かげにまことに揺るる青柳
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河のほとり
晴れもせぬ心の空のいぶせさに五月雨はやき袖ぞぬれける
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草木藍
しとしとと若葉を濡らす翠雨かな窓より眺む安き休日
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草木藍
髪切りに今日は行こうと思いきに雷雨となってたじろいている
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シダ
さかまきてかかるしぶきと覚ゆればせかむ網代のくらきに立ちぬ
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舞
通勤の途中の家の庭の花移ろう色を今日も愛でつつ
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綴迷停
貫いた大義名分色褪せてただ嘘くさい言葉に成り果て
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横井 信
散らかったせまい机に手をついて風に流れる若葉を見てる
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河のほとり
夕づく日ほのかに照らす山々の静けきままに今日は暮れゆく
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草木藍
甘い香の風に漂い見渡せばくちなしの花さやかなりけり
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ＫＥＮ
弦絡め 空を乞ふかは 豆の花 身の丈に成る さや摘む朝に
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トウジさん
つゆけしの節になりかや蛙鳴傍ふ今夜はゆるゆる落居る酒を
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ななかまど
右の手と左の足が躊躇なく動き出すとき手応えのあり
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谷村思亜
寂然と プラットフォームに佇みぬ 数秒後にはただの肉塊
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望月薫
二十五の金の光に迎えられ奏楽の中紫雲たなびく
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音弥
参加するに意味ある平和の祭典が感染症の坩堝になる かも
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名鈴
師は有らで 一人で学び 実求め 国の内外 一人見歩く
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桃山
パンデミック終息したら今度こそ細かな不満は言わず暮らそう
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