うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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横井 信
駆けてゆく夢を背負った夏服に弾けた朝の湿ったひかり
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あぶく
錆びついた手摺りにもたれ六月の空をみているベランダの鯉
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或韋
絶望の淵を裸足でゆつくりと そつと静かに落ちないやうに
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ＫＥＮ
合鍵を ショパンは回すと ラヂオ鳴る 掃射のやうな 雨降る窓辺
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ＫＥＮ
意のままに 咲ける心に 罪ありや 左回りに 雨と舞う花
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ＫＥＮ
掲がるる あなたのまなこ 如何に見た 六月に降る 鉛の雨を
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ＫＥＮ
殺戮も 肯定せしめむ かの思想 革命有罪 造反無道
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ＫＥＮ
巨大龍 日も星も越え 昇りゆく 爪の紅粧 塗り重ねつつ
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ななかまど
雷の怖さ聞きつつ寝る夜の蚊帳のなかなる母のふところ
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へし切
ＹＯＡＳＯＢＩは夜遊びでしょうと世の中の流行りに疎いオワコン世代
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綴迷停
傘の中君と二人で街行けば嫌いな雨も好きになるやも
6
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音弥
雨雲よどうかどっかに消えてくれ祈るはしから降る涙雨
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御宿川蝉
花咲きて 葉の茂れりて 果をなしぬ 失せてふたたび 生命あらはる
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只野ハル
罰ゲーの杯重なりて逆転の歌は浮かばぬ曲水の宴
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只野ハル
家の呑みのつまみデリカで買ってみた で、理解できないそのチョイスかな
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只野ハル
家の呑みの酔い深まれど酔って逝く能わぬままに宵は更けゆく
3
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只野ハル
在宅は在多苦と知るサラ川の彼の居場所は果たして何処に
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綴迷停
君幻影僕の偶像霞みゆき過去の戒め未来の侮蔑
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桃山
いつの間に伸びた丈やら天井に届く高さのグリーンを伐る
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綴迷停
年々と増えゆく顔や手の皺の刻むは歴史か苦労の数か
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