うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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天野まどか
べったりと額に滲む汗拭い吾が内臓の写真見つめる
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音蔵 雅秀
見つけたら 潰さんとするコバエにも 命宿ると ふと吾に問う
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音蔵 雅秀
この道も この空に海 風までも 全てつづくや あの故郷に
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舞
キッチンの音に目覚めてうつらうつら起こし来るまで二度寝す休日
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び わ
手話講師担当受けて工夫する教える事は自分の勉強
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茂作
かどの家の黄なる枇杷の實哀しけれ やまひ得るとてあるじ喰らはず
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恣翁
午の湯にふやけたる儘 急須にぞ 手揉みの茶葉の冷えて重なる
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仙人の弟子
球場の 熱気喧騒 温い風 高い空から 月も観戦
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横井 信
大雨ではじまる夏至のいち日の夜には晴れて望む満月
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天野まどか
高々と上りし凧の糸切れて行く空の果て見上げ続ける
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天野まどか
鋭き眼光らせ鷹は飛び立てりただ広々と野が残るのみ
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兎桃
何となく迫力の無きヘリングに吾の変わるを思い知らさる
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Aquarius
ビッグバン宇宙の台紙飛び出した嵌まることなきパズルのピース
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ななかまど
禅寺の古き楠木に抱きつけば喜捨は善よと囁きかける
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Aquarius
遅れてもいつかはそこに辿り着くそこから先は如何にとやせん
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Aquarius
検診の結果全く異常無し気持ち悪さは前と変わらず
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ながさき
喜寿になる 吾が身を責める 寒暖差 負けてなるかと 白寿を目指す
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音蔵 雅秀
森木立 緑さまざま濃く薄く 陽射しを浴びて 青空に映ゆ
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音蔵 雅秀
自転車で街中ゆかば 路地や店から 俺が私が自動車の群れ
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舞
紫陽花の色つく頃の仄やかな小細雨は濡らす花も私も
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