うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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綴迷停
ただ書いて置き去りにしたこの手紙心の葛藤表に滲ませ
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綴迷停
僕は今歌人気取りて歌を詠み思いのたけをここに記して
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綴迷停
眠たき目こすりながらも空見つめ月の満ち欠けわが身を映し
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綴迷停
世の中のとても便利になりにしも全てを活かす技などなくて
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舞
あるままに変えるも出来ずこの歳であるまま咲ける花の羨もしく
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詠み人知らず
夢震え 途絶えた続き 追う者なし 祈るばかりの 小さなレクイエム
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ＫＥＮ
近づきも 遠退きもせぬ 靴音か 鼓膜を叩く 夜半の雨垂れ
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千映２
百歳を超えて働く理容師は努力のご褒美聖火ランナー
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橘
ポーチュラカ白にピンクに黄に赤に曇りしテラス彩る可愛さ
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横井 信
新しいパッケージへと手は伸びて蒸し暑い日の贅沢ビール
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ななかまど
夏空の雲映りいる池の面の影くずしつつ大輪の蓮
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灰色猫
開催か中止の論議が観客の有無の論議にすり替わってる
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詠み人知らず
ふっくらと 焼かれて膨れた 体型に 色の白さから 決めた名前で
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つばす
河川敷バイトのおじさん草を刈り 虫達逃げるも鳥らが捕食
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綴迷停
窓の外そぼ降る雨のか細さはあの日の君の涙にも似て
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音弥
問題はコスパがよくないコーヒーに味の判らぬ通もどきなり
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綴迷停
永遠に終わらぬことなどないにしろせめて心が燃え尽きるまで
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綴迷停
曇天に映る光の力無さ昨日の後悔宙に押し付け
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綴迷停
今日の雨心の中の蟠り洗い流すに少し細くて
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綴迷停
尻切れのトンボのようなこの歌に縋るこの身の儚さを知り
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