うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
ひらひらと丘の上からこんにちは紋白蝶はすごい白さで
5
もっと見る
-
横井 信
柔らかにそよぐ空気を潤して雨は静かに若葉のしずく
19
もっと見る
-
へし切
雨あがるころにひときは美しく道ゆく人も見あぐ薄紅
21
もっと見る
-
滝川昌之
ポンと栓はじけば吹き出すシャンパンのように山肌しだれるツツジ
19
もっと見る
-
灰色猫
人類が絶滅しても鎮魂をさえずる鳥などいないのだろう
24
もっと見る
-
石川順一
花水木そこいらじゅうに咲いて居る葉桜まだまだ菜の花はあり
14
もっと見る
-
矢車菊
海想ふ船のごとくに琴置かば鞆をたづねし春を奏でむ
22
もっと見る
-
矢車菊
チューリップ、と軽く発音するように もう一度だけあなたにキスを
16
もっと見る
-
ＫＥＮ
花桃の色の仄かに風に溶け吾妻のうさぎ白銀映えて
14
もっと見る
-
夢士
七草の粥に焚かれし母子草春の野に在り優しき産毛
19
もっと見る
-
横井 信
冬を越し役目を終えた葉が落ちる優雅に舞って根元を守る
13
もっと見る
-
滝川昌之
パティシエが燕返しで空を塗る低くひくくと薄雲を塗る
20
もっと見る
-
リクシアナ
緑青の煉瓦庁舎の前庭に遅き春きて水鳥遊ぶ
24
もっと見る
-
石川順一
ユスラの葉紋白蝶が動かない青木の葉では動き逃げたり
12
もっと見る
-
石川順一
微動だにしないヤモリを発見す障子の敷居の木の上に居る
10
もっと見る
-
び わ
チューリップ赤白黄色紫がすっと背伸びし私みてよと
5
もっと見る
-
夕夏
しんりょくがやつだのそらとせめぎあうしんえんをなすたすいのみなも
2
もっと見る
-
夢士
春の野や今が盛りと蛍草青き花弁に春の陽を受く
19
もっと見る
-
横井 信
晴れた空 流れる雲に音がなく 霞む空気に山は消えゆく
11
もっと見る
-
ふゆいぬ
音もなく水面を映す花の色行き先知らず鮮やかに散る
7
もっと見る
