うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ななかまど
ひもすがら電車の揺れに身を託しこころ平らにただ今を見る
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きくゑ
まちがえた 坂を下りし海ひらく 凪が近づき 飛んで行けそう
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舞
自転車の女子高生のスカートの裾を気にする手のうつくしく
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び わ
健康で夫婦揃って食卓にオリンピックを楽しみながら
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つばす
明け方の土の中は大混雑 新卒蝉が幹へと巣立つ
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詠み人知らず
睡眠薬 飲めども効かず 深夜寝る 早起きをして 徳にはならず
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ＫＥＮ
霞む程 蝉時雨かは 八重を成す 雲間に滿つる 月の桂も
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横井 信
夏空に風を連れてくオニヤンマ暑い盛りの梢の葉擦れ
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蔓葵
そのかみにまた来む夏はあふひ草させる祭のなきぞわびしき
12
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是瓜
線香花火の一年ものがうまく咲けずに落ちていく夜
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ななかまど
岩清水あさのひと口しみる身の奥の方から湧きくる力
11
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へし切
想い出は夢のあとさき 流れゆく雲のあと追う 夏色の空
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朝比奈
いたづらに己を苛む心棄て無道は措きて真つらぬけ
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谷村思亜
死ぬるまで 生まれっちまった悲しみを 慟哭すなり喉を焦がして
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きくゑ
いつもカチリと ハマりし歌は 何故か都々逸 いつのまに
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詠み人知らず
涼しげな 薄い服着た モデル見て 比べてならぬ 私も個性
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きくゑ
青じそを はさんだパンを齧る午後 乾いた風がとてもよく吹く
6
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シダ
雨蛙あたまに乗りて蟻の子の威風堂堂騎馬武者ならむ
4
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シダ
つかのまの庵をむすびしおくやまに鹿の子の絞るごとくなきをり
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シダ
石清水ながれくだりてゆるやかにやまなしの陽に泡を吐く蟹
6
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