うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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音弥
闇空を裂いて飛び行く火の色の玉はほどけて畑に落ち消え
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きくゑ
苔むす古木の柳に見つかりし 青い胡桃を踏んでいたこと
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葛城
捨てむとする若き命を救わむとせし者までも命果つとは
10
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舞
夏休み 真っ黒焼けた やせカエル ランドセルやや小さくなりて
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Aquarius
夢は自分の無意識と逢える場所体調悪いとみんな無口に
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詠み人知らず
秋雨に 出かける足は 遠退いて 家でくすぶり 携帯ゲーム
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詠み人知らず
疼く傷 色なき風に 身を任せ さする指にて 瘡蓋に触れ
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弦歌
忘らるる 御伽に聞きし 仏をや 求むる人の 幸いならむ
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横井 信
ゆっくりと列車は走る長雨に田んぼの稲の実りはゆれる
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Aquarius
存在の不思議において大差ない霊もお化けも僕もあなたも
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Aquarius
純粋な子供は悪にも純粋でいともたやすく染まるものかな
1
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Aquarius
すべからく日本は贔屓の引き倒し「ガンバレ」からして命令形
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ななかまど
七日見ぬ太陽なればその光おもいのかぎり浴びて踊らん
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詠み人知らず
秋風の 涼やかな洗礼 頬を撫で 髪がのびたと ヘアゴムで結ぶ
3
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へし切
空振りは素振りと思へを教訓に先ずは先手が危機の心得
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河のほとり
世はいかになりゆくものと白露のただはかなくも思ほゆるかな
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音弥
有料のニュース世の中金次第「え、それから」で顛末は謎
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きくゑ
まだ咲かぬ萩の活けるを巡らせて 気の散るばかり仕事にならぬ
7
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桜田 武
この齢現世の景色まだ見たく挑むもの次々と先急ぐ
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舞
送り火に語りかけるもいたずらに風にたゆたう炎こたえず
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