うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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積 緋露雪
疾驅するブランキー・ジェット・シティ聽き惚れ愉悦日常忘るる
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積 緋露雪
月天心點かぬライターオイル差し貧しさ故の烟草喫む快樂
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継海
陽受けて地球を望むや月灯り凪波さえも異国へ運ぶ
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横井 信
つまらない仕事に向かう駅で読む本の中では時代が動く
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わかばみち
人ならば王女様かもふわふわとでも重みあるぜんざいの餅
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海野 冬雪
おおさむや からだあたため つつむかな ぬくもりまもり ふゆよのねむり
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異常者
自分から追い出している感情を歌にせぬまま横たわれるか
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痴光山
シャッター街 老舗茶店のガラス外 ドア幅残し空き箱積めり
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異常者
お腹へるバグを直して欲しいんだ働かざるわれ消えられもせず
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ななかまど
嫌なこと忘れてしまえと夕餉には餃子の羽をぱりぱりと焼く
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へし切
冬に咲く生き方もある と 花が言ふ 幾年を耐へし命の証し
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たく
想っても 去りゆく人に また一人 出会いと別れ 何も望まず
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中康
大寒に 気付く陽射しに ハッとして春の予感と 肌の衰え
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中康
光陰は おそろしきかな 夢うつつ何も残さず 陽だまりの古希
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Aquarius
「いい人」と言われるために酒を飲み大暴れ続けなきゃならない
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舞
夕焼けは虚ろに暗く一羽鳴く鴉のみ飛ぶ我が老いの暮れ
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びわ
様々な部品道具を塵処分懐かしきものこれでお別れ
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夕夏
いくたびもせんかにまみれさきほこるひまわりのはなぷーちんのかお
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Chico
ひたひたと鰭の爼打つ音に魚町しづかにみみ澄ましをり
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横井 信
屋根に降る霜に朝陽のきらめいてそっと出て行く満員電車
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