うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
灰色猫
よく冷えたいろはすを飲む肉体がときどき森を求めています
18
もっと見る
-
夢士
陽の入りて虫の音清か帰宅路日々変わり往く夕闇の色
14
もっと見る
-
詠み人知らず
素っ気なく刷毛でしゃりりと引っ掻いた雲が青さを濁しふちどる
15
もっと見る
-
みやこうまし
孤愁とは言い得て妙や独り居の心に響く秋の寂しさ
13
もっと見る
-
しずく☆・．…。
儚きは 美しかれど 寂しくも 桜や紅葉が 散りゆくように
21
もっと見る
-
バロンマン
自転車に併走するや銀蜻蛉一期一会の友となりしか
16
もっと見る
-
灰色猫
あまがえるお前の歌がこの夏の小さな恋と共鳴してる
16
もっと見る
-
夢士
パソコンを閉じて窓開け風を入る虫の音数多遠く近くに
13
もっと見る
-
夢士
夕暮れの道に残さる翅ひとつ静かに迎ふ四季の移ろひ
12
もっと見る
-
石川順一
三角の花壇に紫色の花花期長ければユリに勝れり
12
もっと見る
-
ＫＥＮ
雨霧に烟る木隱れつるばみのにほひも失せて鳴く鳥も無く
15
もっと見る
-
芳立
杜を灼くけふのなごりも払ふかなひと雨ふりて法師蝉なく
9
もっと見る
-
千映
天災に苦しめられてこの国も雁字搦めで行き場失う
12
もっと見る
-
千映
冷えた茶をレンジで温め飲む夜に猛暑の中の見舞い懐かし
13
もっと見る
-
葱りんと
かき氷 シロップ括弧 メロン味 レジ横積まれ 夏を売り切れ
12
もっと見る
-
灰色猫
ひたむきに空を求める向日葵と背伸びしていた思春期の夢
19
もっと見る
-
灰色猫
ぷかぷかと氷の海で冷やされて真夏の夜を夢見るすいか
18
もっと見る
-
灰色猫
君のない世界もきっと意味があり涙のあとの澄んだ夏空
23
もっと見る
-
ひよこ豆
風の吹きもぐらを避ける風車畑にポツンと周り続ける
14
もっと見る
-
滝川昌之
満ち潮に河口は海とせめぎ合う淀めば滲む入日浮かべて
24
もっと見る
