うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
恋わたり切なくあれど その一夜思ひ出づれば 涙にも耐ふ
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詠み人知らず
月影に背を預けつつ 微睡めば いつしか宙に 溶け込みけり
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灰色猫
禁断の果実が実る樹の下でアダムとイブは恍惚に酔う
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萱斎院
恋ひわびてよをあかすかなほととぎす 夢とも知らず鳴きかるる声
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萱斎院
なつかしき花橘に過ぐる風 むかし語りの夜の香ぞする
9
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朔夜
ま、いいか、なんとかなるさ。そうとなえ、曲がりなりにもきょうまできました
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詠み人知らず
夏祭り 爪先歩く 街の帰路 繋がない手に りんご飴あり
7
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沙久
引力のなせる妙技で出会えたと思うよＤｅａｒ罪作りなあなた
13
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藍子
切なくて爪を噛んでた初恋の想い出宿す右の親指
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大莫迦者
夏の日の 微笑女に あまりにもふさわしき 青空に嫉妬す
9
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千葉 甫
更けてゆく夜の路傍にある影の一つ動いて黒猫となる
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千映
「小樽はね 断然冬だよ」という君に夏しか知らぬ吾は夏派で
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中野美雄
波響動む切岸に咲ける花とべら愛しまひしひとはゐなくに
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詠み人知らず
抱かれて 委ね漂ふ波の間に 陰と陽との 謝の涙混ず
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詠み人知らず
さねかづら巻かれて 山を登りたし 君の御胸に 抱かるる夢
15
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灰色猫
同性を愛してしまう男には母体になれない悲しみのあり
20
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へし切
来む世にも逢はじとぞ思ふ逝き人の面影かなし吾忘れめや
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夕凪
知らぬ振り 壊れる音を 聴きながら 傷を隠して あなたを愛す。
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萱斎院
思ひ寝の月にたなびく横雲の 空にたちぬるけぶりとぞ見よ
9
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ガイトさん
太陽の恋人候補もう少し見とれていたい君の横顔
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