うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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滝川昌之
空調が効きすぎるロビーに回転扉の春風心地よし
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コタロー
竹林の奧より聞ゆ鵯の聲眞直伸びる竹に節あり
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時雨時
川沿いを歩く猫鳴く鯉跳ねる向こうに見えるビルは死んでる
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普徳亭大崇
ひさかたの 光の温さに 見る花は 梅を桜と 思ひこそすれ
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び わ
大銀杏千三百年生き続け見事な皺をこれみよがしに
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秋日好
指先の洗濯バサミの向こうには春の青空楓の若芽
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灰色猫
ぷにぷにと旅する野良に連れられて迷い込みたる猫の王国
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灰色猫
ネコ型の海賊船を操舵する七つの海を統べる肉球
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新座の迷い人
厳冬も 少し緩んで 楽になり 待ち焦がれるは 桜あの開花
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ななかまど
風はまだ雪の冷たさ抱えおり襟立てながら梅ふふむ朝
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夢士
水温し湖面の空や青く揺れ翼広げむ白鳥の群れ
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夕夏
みつをすうひよどりいちわきすをするつばきのはなにだきつくように
6
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灰色猫
月だけが時を知らせる星だけが旅を導く夜の巡礼
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コタロー
探梅や風に搖れたる紅白の花ぞ青空一面咲きぬ
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び わ
雑草がそろそろ芽（目）出しきょろきょろと吾を眺めてお手柔らかにと
5
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新座の迷い人
北海道 地震が有りと ニュース知り 又も来たかと 驚き聞きて
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新座の迷い人
皆様の 歌を読み内 月遅く 窓開け外を 月が見えずに
5
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萱斎院
色見えずかかふる梅の夕月夜 暁闇に春告ぐるかな
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うすべに
花枯れて雪もとければ春来ると 月の光にかおる水仙
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うすべに
街並みに 海人の姿も消えたけど 昔と同じ松風わたる
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