うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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コタロー
くれなゐの椿散るなり新たなる花の蕾と空を見上げて
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コタロー
如月の池に輕鴨群れをなし鳰は一羽で靜かに浮かぶ
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コタロー
ぽつぽつと梅の花咲く垣根越し鵯一羽飛び去つてゆく
3
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コタロー
北風の強き古池一列に輕鴨たちが岸邊で耐へる
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滝川昌之
春めいて歩幅も軽い川縁で午後の陽射しにはしゃぐ瀬音よ
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新座の迷い人
暖かき 来るが楽になり 冬去るか 春暖を待つ 我が望みかな
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横井 信
夜に咲く梅の花びらすり抜けて月のしずくにただよう香り
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灰色猫
木材の香りただよう古民家の座敷わらしが猫とじゃれてる
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灰色猫
美しきその石材が秘めているその美しき未完の彫像
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灰色猫
白化する珊瑚の海が悲しくてあらゆる画材で海を彩る
13
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灰色猫
手作りの吸音材のスタジオで俺のソウルを爆発させる
10
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へし切
静夜のさし入る影は冴え冴えと地上の霜を見たるに似たり
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蔓葵
花がすみ峰さだまらぬ山の端におぼろに出づる月の夕暮れ
10
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可不可
俺たちを見せつけようぜ 見あげても 隠れてくれたスーパームーン
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詠み人知らず
灰色の雲はゆくりと流れゆき 白いキャンパス絵筆をとらん
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詠み人知らず
金魚池十トンダンプの運びたる 土くれの向こうに三笠の山々
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新座の迷い人
散歩道 通りすぎれば 梅花咲き 僅かに残る ２・３輪かな
3
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滝川昌之
朝刊を手渡すバイクの青年が指す西空のスーパームーン
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び わ
また雪か介護を終えてパソコンに取組みながら窓外ながめ
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詠み人知らず
如月の月の明かりの宮の跡楯築遺跡の夢は古代に
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