うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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へし切
逢ひたいと思ひのたけを恋文に綴ればかほるインクの匂い
30
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とはと
点けて待つ君が手探る袋より柑橘類と去る言い訳
8
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千映
紅葉の絵葉書ペンを走らせる友に似合いの歌一首添え
12
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サヤ
いつまでも磨き続けるこの椅子はあなたのための椅子なのだから
11
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秋日好
おずおずと差し出された飴受け取れず囃子言葉に彼も私も（真っ赤）
15
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佐々木サカナ
青買ってお揃いにしたマグカップ 戸棚の奥に隠した緑
6
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詠み人知らず
乙女色 柔き肌が吸ひつくは 焦がるるひとの掌のみ
18
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灰色猫
きみの手とぼくの手の影かさなってつながりあえる秋の夕暮れ
25
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灰色猫
紅葉の森があまりに美しくこのまま君と消えてしまおう
19
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千映
十五夜を見たら十三夜見なさいと片見月教えてくれたね君
14
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詠み人知らず
手を繋ぎ 夜中のコンビニ 訳もなく買うものもなく アイスを籠に
6
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葱りんと
薄掛けに くるまり丸く 猫のよう ニャーと鳴くから 布団に入れて
10
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詠み人知らず
潮風と 山下公園 アイスクリン 味もあなたも 色褪せないね
5
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へし切
照る月の満ち欠けのごと吾がこころ揺々として戸惑ひ易く
27
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横井 信
会話する 人工無脳 立ち上げて 一人寂しく 心を癒す
12
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西村 由佳里
カーテンが広がる窓の向こう側タオルが揺れて今日は晴天
11
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とはと
茜借り誘う夕暮れ紙白く見立てた彼の無地の帽子
7
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詠み人知らず
影も見えないのに囀り降る朝はキューピッドの鼻歌か知ら
7
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詠み人知らず
喧嘩してばっかりの二人でも影は時々ハグしたりして
12
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詠み人知らず
かき混ぜるほど粘りつき絡みつき片思ひほど男も女も
9
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