うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
茂作
どくだみの十字の花の悲しけれ 指に殘した幼き記憶
14
もっと見る
-
横井 信
無事かえる田んぼで鳴いた見送りは梅雨の晴れ間の修学旅行
11
もっと見る
-
佐藤水村
缶コーヒーひとくち飲みて一休みまたひとくちと老いにけるかも
4
もっと見る
-
佐藤水村
立ち止まりベンチ見下ろし心持ちしやがみ手をつきそののち坐る
4
もっと見る
-
佐藤水村
ベンチ四つ左端の端に菓子パンを開けて貪る老女のありて
3
もっと見る
-
灰色猫
地下室で孤独について物思う安らぐ時に耽ったままで
8
もっと見る
-
灰色猫
多様化の時代にあってミスひとつ犯しただけで人生終了
10
もっと見る
-
830
シェルブールきょうはおうちで泣きましょう庭に花びら付いた雨傘
2
もっと見る
-
詠み人知らず
氷入れ 茶の跳ねる音 扇風機 いつもらったか 団扇の汚れ
4
もっと見る
-
ななかまど
ツンドラを背に立つ孤独な殺人鬼その人想う梅雨冷えの夜
11
もっと見る
-
Aquarius
昔から空間認識苦手ですバランス悪い文字も人にも
0
もっと見る
-
Aquarius
怒ってるそんな気がしてなんとなく言ってくるまで口を開かず
2
もっと見る
-
蓮見ゆう
あの海は思い出を閉じ込めたブルー 触れると透ける遠い色がする
3
もっと見る
-
舞
うた人の 瞳に映る函館の海峡の波 色は如何にか
5
もっと見る
-
なりあきら
夏の夜の 儚き夢は 白妙の ちり払う間に 覚める夢かな
4
もっと見る
-
詠み人知らず
朝の和歌 皆の大作 読み耽り 頷きながら 目を擦りつつ
7
もっと見る
-
ＫＥＮ
罷づ夢 卷き戻す如 滴りぬ 馬鈴薯叩く 今朝の雨垂れ
12
もっと見る
-
茂作
蜀黍や間引くその實の幼くて 生で食する夏の贅澤
14
もっと見る
-
ハーコット
ひとしおに際立つ若葉 青時雨 人待ち顔の肩を濡らしぬ
8
もっと見る
-
横井 信
梅雨入りて少し涼しい水無月の空に明るく上弦の月
14
もっと見る
