うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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恣翁
黄昏の氷の底に 盲ひたる魚の 哀しく 流離へるかも
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詠み人知らず
「わたし」とは広辞苑にも載ってない だから貴方が よく知っていて
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灰色猫
微笑んだ君の瞳で燃えている怒る般若も愛しています
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灰色猫
惑星の最後の恋愛だったのにアダムとイブになれないふたり
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灰色猫
あたたかな君の素肌が熱すぎて前世はきっと白熊なのね
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灰色猫
この胸の痛みが君を呼んでいる風であるなら撫でてください
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千映
木蓮の葉っぱに君の住所書く出せぬは承知ただ書いてみる
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萱斎院
人知れずもみぢて風に散りぬらむ 昔のひとのをりしむめが枝
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詠み人知らず
出汁きいたお風呂に入る大根へ かける味噌をねりねりする是
7
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ユキ
月光の ベールをまとい 話す君 いつかは僕が 白いベールを
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このは
会いたくて縮められないこの距離を愛しむこと 吾に言い聞かす
5
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へし切
願いはね 愛しき君が傍にいること 唯ひとつ それだけなのに
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西村 由佳里
いつの日もあかあかあかと揺れている額の中咲くひまわりの花
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千映
青空も地面もこころも繋がって隣に居ないあなたは魔物
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千葉 甫
はや今日も夕陽となって葉の落ちた樹の骨格の滑らかに光る
5
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ユキ
悠久の 未来に秘めた 可能性 それを子どもと 言うのでしょうね
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短冊
お布団はかなりすごくてあったかく柔らかくってしかももぐれる
5
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短冊
人間は毎日起きて敷布団掛布団にもさよならを言う
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とはと
よく晴れた月と明かりの雲梯の下で耳掻く時計の兎
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秋日好
背に選ぶセクシー系のニューコロン身を捩るのは吾であろうに
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