うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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ＫＥＮ
こびりつく 第九を逃れ 街外れ 天狼の蒼 独り呑み干す
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滝川昌之
「聴く力」俺のが上だバッサリと総理を切る床屋のマスター
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さいおん
歳瀬 人目多見 雖商 吾欲物 一毛不在
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夕桐
筆掛けの暇々見ゆる ひとひらの雪に袖のしばし忘るれ
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紫苑
スカイツリー黄とあをに染むたまさかをのぞみと見つる人のこころは
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紫苑
たはやすく葬られたるいのちあり認諾といふ二文字をもて
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紫苑
こともなく支那蕎麦といふ祖母の逝きシナはいまでは加害のことば
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へし切
幾人を ひまわり畑に葬れば この争いは終わるのだろうか
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夕桐
言の葉を然と書きてひたぶるに妄心捨てぬ年の暮れゆく
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滝川昌之
底冷えの廊下のすみで居心地の良さげな缶のビール二箱
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詠み人知らず
紐解けば拠り所なる陽も差して向かい行く先途を照らしむ
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滝川昌之
今年幾つ覚えたウクライナの地名いくつ見た戦禍の廃墟
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滝川昌之
給湯が温くなったか見計らい窓拭きの手を洗う年の瀬
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滝川昌之
品数が増えた乾物屋の声が嗄れはせぬかと暮れのアメ横
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夕夏
しんぽなきていたいのあせりのはてにどくさいしゃへとのぞみをたくす
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夕夏
じーせぶんこうやのせぶんならざればぜっとおりなすなちすのやぼう
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ななかまど
特別な軍事作戦する人の世界にとって重き特別
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へし切
日銀も政府も どうやら国民を貧乏にする 魂胆らしい
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桜田 武
「戦」とう今年の漢字思い知る非道の露が無視する平和の声
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夕夏
ぼうえいにちじょうはいびのゆうこうせいはみとめられぬとげんしりょく
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