うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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舞
缶ビールそっと持ち込み湯に漬かる空まだ明かき山の湯の宿
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び わ
寒露なり雨がしとしと草花にお互い支え倒れぬように
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恣翁
疎らな灯 洩れたる路地に下駄の音 驚くまでに高く響きぬ
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ＫＥＮ
燈落とせば 蟋蟀一つ 掠れ鳴く 月の明かりに 紛れ枕辺
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横井 信
すっきりと草の刈られた道端に秋の影絵を夕陽が落とす
11
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凌霄花
七草が挙りて祝いの秋日和宮の回廊花嫁の鈴音
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夕夏
げんだいにひっとらーたんじょうあらばもくにんされしかとおもうかな
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夕夏
けんきんはあつめることできふうとししょうちのうえがそしきのかんぶ
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波端
物思へば寝ねず迷へる夜烏と音無く訪はむ夢の跡
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飛和
秋の陽がオルゴール箱の蝶番へと反射して華やぐカノン
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ななかまど
風に立つ姿愛おし野紺菊野分厭わず陽に向きており
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原磯絵馬
知らぬ間に奪い去るのは秋の雨きえたことすらきづかぬままに
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舞
一葉のまた一葉の老いし葉の落ちゆく音の秋の夕暮れ
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茂作
十月の冷たい雨の降る朝 迷はず今日はカフェラテがいい
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横井 信
いつもより疲れた秋の週末にやさしくかおるホット珈琲
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ななかまど
やんばるの路に迷いて訊ねればついて来いよとフクギのおばあ
1
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草木藍
秋の夜のそぼふる雨は冷たくてこれから先の季節を憂う
5
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波端
茶トラねこ一群萩にくまばちの羽音ききつつねむる秋の日
2
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あゆか
恋を呼ぶ琉球ガラス紅に秘めたる強さ知っているかい
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ななかまど
善良な虫には関係ないけれどプーチン見れば虫唾が走る
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