うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
|
|
-
庭鳥
落雷の音かと惑う規則的ぼこんぼこんと花火大会
9
もっと見る
-
トーヤ
七月に大きな波を呼び込めた今の自分じゃのれないほどの
9
もっと見る
-
芳立
極刑に両論ありて罪びとの命がゆゑに政争の具か
14
もっと見る
-
対空
「二錢銅貨のあの男は死んだよ」血色の魚卵ポーと食ふ朝
2
もっと見る
-
トーヤ
七年の空白埋めるマウンドの背番号１ずっと遠くの
5
もっと見る
-
トーヤ
ポインタよそんなに震えてどうしたよ夏風邪ですか？ ああ、電池切れ。
6
もっと見る
-
ほんまかつゆき
ケータイが 律儀に腰を 折りながら 赤外線で 名刺を交わす
3
もっと見る
-
芳立
嵐ふく昨夜はうしともあさつきの日向の国はいま盛るべし
13
もっと見る
-
島祝
久堅の日向の国のきよまりて憂しことなかれ千代の末まで
25
もっと見る
-
庭鳥
店どこも鰻鰻と賑わいの横摺り抜けて出会う冬瓜
9
もっと見る
-
でくのぼう
夏雲が零していつた泪粒忘れてならぬ慘禍の語り
13
もっと見る
-
恣翁
蝉達よ ミンミンジージー うるせえな 参院選挙は とうに終わった
25
もっと見る
-
笑能子
悼まずに己の痛みを庇い立てそして明日には忘れてゆくか
5
もっと見る
-
善好
この深夜に点滴を抜きわめく老人に幾度も諭し励む看護師
8
もっと見る
-
善好
病院の老人棟で「母ちゃん」と呼ぶ声廊下にひびき闇に消ゆ
13
もっと見る
-
トーヤ
畳はき座布団干して宴の朝山村留学初日のように。
8
もっと見る
-
ふきのとう
一筋の希望求める会見は進まぬ情報もどかしけり
6
もっと見る
-
ほんまかつゆき
本当は 自分の首を絞めている 自分の腕を 弛めない人
2
もっと見る
-
ほんまかつゆき
全世界 ひとつの 「人」という種でも 戦わずには いられぬ本能
2
もっと見る
-
詠み人知らず
連立も派閥も無用日本党この一棹で切り込むんぜよ
7
もっと見る
