うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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澤木淳枝
あの人の 骨をどうか 拾って下さい ガダルカナルの 海に沈んだ
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武田シンノスケ
僕たちの爲にと散りし英靈に未だ僕らは背を向けたまま
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平 美盛
腰痛と 胸の痛さに 寝ていても 良くはならずに 激痛走る
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歌織凛
亡き父に供えしカレー珈琲シュークリームは我も好物
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歌織凛
赤飯を仏喰ひけり盆の朝南無阿弥陀仏珈琲も如何
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氷魚
なだらかに湾曲してる茄子の背に乗る祖父の姿去年と変わらぬ
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芳立
みおやには日にも月にもあふものをなにとてことに今宵むかふる
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歌織凛
うす赤き提灯ひとつ村道を行きて帰りし魂を連れ
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山桃
久米の子の敗残の友もろともに密林を出でよにほんへかえろう
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浅草大将
詠むれば思ふことのみふえ竹のよの空しさに溜息ぞ吐く
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トーヤ
秋風は色んなものを運ぶから心の中にかすかな光
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歌織凛
夏山を仰ぎ見し花伝えゆく命の重み歳月経ても
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茂吉
マウンドと観客席に思い馳せクーラー止めてみる甲子園
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茂吉
十三に墓の掃除に休みとる上司羨み のぞむ有明
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向日葵
時として保護檻となり往く子より幸ある餌を貰える野良猫
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芳立
とりがなく東の京ひとかれていま八月も半ばなるかな
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平 美盛
中天で 燃える太陽 暑き夏 グイッと一杯 ビールが美味い
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トーヤ
遠くから一発だけの音 響き 私の夏は終わりを告げる
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風蛾
倒れるな ぴかどんの風が押し戻すあの風すらも反戦なのだ
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風蛾
田の中の案山子は雀を払えども主は何逐う一本鳥居
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