うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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トーヤ
動いてく時代の波にさらわれた駄菓子屋の角空き瓶ケース
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芳立
米帝を排斥せよと叫びをる学生の手にコーラぬるめり
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トーヤ
受け止める情報量に罪はなく綺麗な満月を見逃した今日
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トーヤ
あこがれるものから今は遠ざかり試合結果に一喜一憂
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日央
「日本」の漢字それぞれ意味を解き思ひしことは「なんて傲慢」
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紫苑
まつりごと遠しと思ふ吾におもし暴動の地より戻る「ただいま」
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笑能子
駄々捏ねる人を見遣りて息を吐く行き着く先が見えない故に
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石銅サヨリ
物理的戦争放棄のお国では経済戦争戦死者三万
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芳立
素人が半日ばかり視察してこれは無駄だと決めつけるとか
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浅草大将
手づからに花を育つる御屋形の目には留らじあきの民草
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芳立
きしかたに聞かぬ音とてあきの野にはつかばかりの風ぞさわげる
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波江究一
かもめらは海よりビルに巣作ると傳へて新千年紀のはじめ
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只野ハル
葱の里米子の国に招かれてはちゅねネギ振るイエヴァンポルカ
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トーヤ
もう一度歯車回す時が来て身体のねじもまた巻き直し
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トーヤ
何もかも見つかるわけじゃないけれど電子の海の片隅にあり
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風橋 平
北目町華僑総会会館の大扉よ「誰れも信ぜず」と鎖せ
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風橋 平
絵のごとく米英日独中豪の旗並びおり駅前ホテル
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笑能子
降り積もる責務に眼逸らしつつ声上げ人責む隣の哀しや
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芳立
焼きつくしこころしづまる君ならばわれは贈らむ日の丸の旗
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トーヤ
見えないが扉はここで開いている見える誰かとつながるために
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