うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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白亜
足裏にはりついた死の感触を 血にかえて歩くよ 最果てまで
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白亜
がんばろう 願いを託され集うから 今日もコインはどこかで響く
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氷魚
人間は慣れて忘れる生き物だから太く長くと永続できない
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高野鴨
葦原に 新しき雲 湧き出でて 一年有半 今日の雨降らす
1
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浅草大将
世の人の思ひの河に我がながす言の葉舟のいともちひさき
20
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くま太郎
不安とか纏いだしたらきりないよ。あえて私は希望を纏う
3
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Citta
春雨を眺めて思う心とは息吹くために今はただ降れ
4
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Citta
「悲しくて」ただただ嘆く人々が天を眺めて涙雨降る
4
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ほたる
震災で心の震え止まぬまま十日が過ぎて重い雨降る
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ほたる
価値観をも打ちのめすような災害を「天罰」と言う そうかもしれない
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悠々
生きててもしやうがねーやと呟ゐて手に一握の米を磨ぎをり
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舞
極限の任務に就きし御楯等の家族の思ひ傷め春風
5
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卯月
食パンが無ければ代はりにクロワツサン食べれば良いじやない、と５個買ふ
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さる
悲しみの涙なるらむけふの雨無念の御霊こころ安かれ
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卯月
棚半分しか物なし、と買ふ人と半分あり、と買はざる人と
6
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卯月
かの店に卵ありやと安値より有無語り合ふ地震十日目
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高野鴨
全世界の 破滅を希みし 青春の 心は今なほ わが内に在りや
1
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高野鴨
一物も 残らぬ原に 向きあへる その人がわれ なりせば如何
2
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在原紀之
戦争を止めるための戦争に正義はあるのかないのだろうか
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大獏
かつてみた原発図面勇ましく落日の軍艦の影は見えず
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