うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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吉野 鮎
さりながら杳ふとはしれぬ麗しき汝が歌を戀ふ 螺旋に捩れ
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萱斎院
露むすびいかなる色に萩染むや へだて果てにし昔思へば
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吉野 鮎
さびしみゑ玩具ぴすとる飛びだせる紐附きコルクかろき彈をと
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詠み人知らず
あたたかな陽だまりの中服を脱ぐ名前はいつも誰かがつける
1
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へし切
虚しきは夢の中にも吾は老い あの日のままに君は佇む
26
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大獏
柿を練りこんだ羊羹を頬張る微かに香る郷愁の家
7
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舞
十あまり幾つの頃か初めし恋秘めた名のみは刻の栞と
5
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詩月恵
ひと時の秘密を共有する夕暮れそよぐあなたと風蝶草と
5
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へし切
妻恋ひにさ牡鹿来鳴く宮城野は今は秋とや萩の花さく
24
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只野ハル
それぞれの暮らしのあれば遅すぎた気持ち告げられ心揺れても
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詠み人知らず
わけもなく微熱のつづく神無月はぐらかされた質問のよう
14
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ユキ
紅葉より 色づく君の 頬ばかり 見つめていたの バレてないかな？
8
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コタロー
櫻餠雪見だいふく買つてきて一緒に食べる甘いカップル
1
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可不可
雪野に桜ちり敷く早送り 私の頬にさはって見て
1
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恣翁
青白き 二十六夜の月に映え 後ろ姿の鮮やかなりき
17
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へし切
秋暮れて 人のこころを侘びしめて 啼く虫の音は悲しかりけり
22
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ひよこ豆
寂しいと溢してみても一人きり答え返らぬ広いリビング
21
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詠み人知らず
繊細な少女のきもちも似合うから秋の夜にはレース編みと歌
11
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詠み人知らず
悪い魔法もうすぐ届く筈なので目を閉じ待ちますベルが鳴るまで
8
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千葉 甫
眼が覚めて耳を澄ませる呟きは降り出してきた雨と知るまで
8
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