うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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青き銀椀
ゆふべよりのさみだれあとの霞む朝に花屋の出せる花の数々
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金魚藻
売るほうが好きだよ何かつくるより手元に何も残らないから
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詠み人知らず
正確さそれを主軸に動きますマルチタスクを求められても
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由縁
ノンアルのビールが並ぶ卓の上 各々トラブル抱え肘つく
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由縁
雇われて歓迎うける夜の席 手術告げられた昼を呑み込む
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コタロー
草取りや車を洗ふ人々が夜明けと共に活動したる
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可不可
朱い唇からヨイトマケの唄ぶちかまされてビックリ 沁み入る
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滝川昌之
汗ばんだ腕が隣に触れぬよう おじさんたちに吊り革の夏
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ななかまど
石楠花の花まりたたく雨脚に田畑の仕事今日は休みと
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西村 由佳里
もみもみと頭をほぐして目をほぐし自分の時間を全て費やす
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コタロー
五月雨を轟音立てるショベルカー聲を張り上げ土方戰ふ
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橋本弘行
令和の世給与明細なき四月同期会の割り勘もなし
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タイム
日本の頂点を知る友人と語り明かした八ヶ岳の夜
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つちだゆういち
Ｙシャツに短歌メモした紙切れをついつい忘れ洗濯機へポイ
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ななかまど
代掻きを終えし田の面に風たちて濁りたる波畦超えんとす
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西村 由佳里
私もとノートを開いてみたけれどどんな言葉も浮かんでこない
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綾
先達の 語る様子が 物語るうたの世界の 奥深さかな
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つちだゆういち
時々は逃げたくなると耳すます尾崎豊の十五の夜を
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ななかまど
一年に一度の試行始めんと念じたる水田へと導く
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つちだゆういち
仕事中呟き無心指折れば人は遠目にひそひそ話
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