うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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つばす
秋に咲くたんぽぽ知りぬその命 根絶やしできぬ多年草
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南都
北風の木枠の窓より忍びくる凍った指に頬晒したし
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梅星
菊月に冬来たるらしこほろぎの泪こほりて声の絶え入る
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可不可
こん畜生 けとばす小石も見つからない アスファルトに平らな秋の陽
7
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滝川昌之
ドングリをむさぼる栗鼠のホッペタの小刻み止まず幸せいっぱい
13
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詠み人知らず
小さな秋 猫背がとらえ 捕まえた 団栗見つけ お持ち帰りで
3
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車男
池の面に敷き詰められし発電のパネルの隅に鷺一羽立つ
5
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灰色猫
あしらわれ傷つくときも微笑んで相手を労わる愛を出せたら
10
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灰色猫
理解などされたくないと猛ってはまるで怯える獣のようだ
8
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灰色猫
どんな日も夜空の星は新しい生まれたばかりの瞳のように
6
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ブラックバニー
沈む日をそっと見守るお月様舞台後半演目は月
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里香
ぼんやりと重い瞼で窓開けて 朝日やさしく目覚めみちびく
9
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シダ
秋雨に気温すとんと落ちしかば吾が心地もぞ落つるすとんと
0
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シダ
彼岸でも終はらぬ熱と思ひしが不意にあき来てながめの冷ゆる
3
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び わ
夏を過ぎ秋も無心に働いたゴウヤの始末感謝をこめて
5
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うすべに
追憶の溶けたかおりに立ち止まる せつない胸に青すぎる空
10
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南都
暑くてもニット一枚持ち歩く山から風が吹いてきたので
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草木藍
一日しか咲かぬ芙蓉の花あはれ色を残して散る花を掃く
5
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夕夏
ちょうぶんはにがていしきでかじょうがきふたをあけたらじゅずつなぎかな
4
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夕夏
よまいごとでじたるちょうのあいでぃあのとうしょばこえとまいよなげこみ
2
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