うたの一覧
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灰色猫
細部まで苦悩を模倣できました痛みを聞いてもらえませんか
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白鷺案山子
鏡に映るこの顔は今まで生きてきた証、歪みは無いか、眼は澄んでるか
5
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茂作
うち日さす古き都に旅立たん 咲くや散るやと花を思ひて
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横井 信
ゆっくりと列車は駅に近づいて春まだ遠いひかりを運ぶ
15
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Aquarius
業界のイメージアップそのために芸術的なCMもあり
1
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Aquarius
快晴なり「劇的雨」を引っ提げて空路湯川に逢いに行く旅
2
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Aquarius
父でさえ喪失感はあるものをまして母ではいかにとやせん
3
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行宮偏(仮之名)
ミランダのアルベド殊にエルシノア想ゆる朝ヴェローナの崖
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行宮偏(仮之名)
変換で折る貼り込んと出て気づくオリハルコンが正しかったと
1
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行宮偏(仮之名)
カタカナのナって感じだ!曲刀と直刀合わせ構える様は
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行宮偏(仮之名)
鋸のようでもあるし剣のようでもあるコルク抜きはお洒落だ
2
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行宮偏(仮之名)
早朝の鴉の啼声も厨二には宜き効果音なのかもしれぬ
1
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つばす
断酒して十一日目積み上げた缶ビールに知らぬ振りする
6
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ななかまど
雪解水滝の喉に集まりて水が水を乗り落ちてくる
15
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中野洋三
良寛は荒海眺め托鉢し 孤独突き詰め正法守る
2
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普徳亭大崇
初雛や 嬉し恥ずかし 娘子の 頬の色も 桃の節句
5
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鞘森天十里
無防備に野生を失ひ溶ける猫床暖房の上では液体
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草木藍
寒戻る弥生の空は夕暮れて二つの星は明るさ競う
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夕夏
さんだいめごくつぶしらししょうわへいせいれいわがちょうどさんだいめ
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へし切
澄みわたる 三月の空を見上げては 託せる夢のもてぬ吾はも
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