うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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萱斎院
みやこより枯れ木にかかるもちづきの 影になみ打ちかへる横雲
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千葉 甫
寝る際に聞いた雷鳴その後に雨があったと覚めてから聞く
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はなしのぶﾞ
過ぎて來し道程ほどは生きられぬなれば花壇の雜草をぬく
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はなしのぶﾞ
月明かりに自戒の言葉晒しをる感情の渦おだやかにして
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舞
秘めやかに 思いは積もり溢れては滾りて出でる 恋と名付けん
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はなしのぶﾞ
やはらかな手を伸べくるる汝の手に重ねるわれの厚みなき手よ
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はなしのぶﾞ
枇杷色の月を厨にまねき入れそのひぢりなる卵黄溶かな
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仙人の弟子
冬の雨 空の香りを ブレンドし サンタに贈る クリスマスイブ
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ぐっしょう
イブの空 破れし恋文かえりみる 一人紫煙を燻らせながら
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ＫＥＮ
シャルドネの匂ふ吐息で別れ告ぐ シャルドネの味教へてやれば
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西手心黒
とわにともと桃のちかいにたとへたる関羽となりせば吾は張飛と
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西手心黒
姿絵に相盃と洒落てみる来世の隣りも譲らぬ所存
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萱斎院
秋の夜のいらへず過ぎししらつゆの いつしか玉となりにけるかな
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詠み人知らず
結ばれぬ 人を想いて ゆく道に それもよすがと 風はささやく
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詠み人知らず
水滴の ぽつりぽつりと 寒き音 流す水触れ 洗う赤い手
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敦希
青天に浮かぶ笑む口 既讀無視 昨夜の同じ面には搖れて
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松明
アパートの床に張り付く我だから両日ライブとか言わないで
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吳佳斌
夕ぐれは 待てど來まさず くらしきの 川やぎむかへ 涙なりけり
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秋日好
缶入りのシガリロ二本ゴミ箱に入れてしまってイラつくあなた
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詠み人知らず
空高く 烏の群れと 夕焼けに 家に帰ろう 手を引く温さ
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