うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
灰色猫
メタリックカラーに染めし猫っ毛も洗ふとやをら白髪となる
11
もっと見る
-
灰色猫
もし薔薇に棘がなければ一流の庭師はきっと相手にしない
10
もっと見る
-
灰色猫
白髪の顔赤らめし父思ふ子守りの柿に積もる雪かな
10
もっと見る
-
千映２
重たげな雪を冠った木々たちに試練も偶に味わい給え
4
もっと見る
-
うすべに
すれ違う車の屋根に雪帽子 白く北山近くにせまる
6
もっと見る
-
雨夜
世は時間、界は空間とふ文を唱ふる夜に疾く雪ふるる
7
もっと見る
-
タイベリアス
つれづれに師走のドライブ一面の白き卯の花白河の関
2
もっと見る
-
さいおん
冬籠 夜乃川風打 寒来日尓 凍而何処 一日乃月
5
もっと見る
-
灰色猫
将来のすべてを捨てて青年はアラスカへ向けひとり旅立つ
7
もっと見る
-
橘
遠山に白く影さす雪脚はまだ気紛れに足踏みをする
12
もっと見る
-
桃山
儚いと喩えにありし淡き雪瞬くうちに消えて残らず
11
もっと見る
-
ＫＥＮ
やはらかく かそけき明かり 抱く夜の うなじに優し 青女の吐息
10
もっと見る
-
灰色猫
サーカスで飼われる象がふと思う自由な月へ亡命したいと
7
もっと見る
-
灰色猫
妖しげに血を吸う蝶はおぞましく群れをなしては腐肉に集う
9
もっと見る
-
灰色猫
なにひとつ学ぶところがないという無知な人など存在しない
10
もっと見る
-
白瀬
あれ雪だ、窓辺曇らすひとりごと頭の日めくり慌ててめくる
9
もっと見る
-
詠み人知らず
雪が降り キャンパスに溶け 滲む色 生きているのは 全てだと感ず
3
もっと見る
-
波端
枝の音に仰ぎて見れば日を受けて白き羽裏の梟は去ぬ
12
もっと見る
-
うすべに
雪雲を連れてきたのかみやこどり 鴨の流れに白いひとひら
9
もっと見る
-
卯月
しらしらと雪ふりつもり、しらしらと今年も長い冬の始まり
5
もっと見る
