うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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伊織
来年も生きていく私達だから 荼毘は六日後 通夜は二十日後
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伊織
年末の忙しさここに極まれり 叔父が絶命せし大晦日
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ふみまろ
けむり立ち初めてわかるものとなる煙草の味は人の値打ちは
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AKINONA
悲しみにしびれる我の指先で沈み逝きたる忘れえぬ君
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AKINONA
人間こそが悪魔な世界を翔けてゆけ 人間の心を持った悪魔よ
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詠み人知らず
雪深く 寒さ染み入る 白銀の この地の上で 白空見上げて
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AKINONA
燃え上がる革命の火に身を焦がし 散りゆく宿命の我はオスカル
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AKINONA
一度きり我が生涯に悔いなしと言って死ねたらどんなに良いか
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やじまっく
宝石だけ愛するきみに贈りたいビルに激突した鳩の血を
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nigo12
日暮里の西にあるのが西日暮里東海の蝉夢心地かな
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紫苑
マリアとは呼ばれぬ女の今際の地訪う女性の絶えざると聞く
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東大寺
神の声 仏の光 人の生 この世の混沌 全て無常也り
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大河
嘆きつつ 心を込めて 見送らむ 天寿の峰を 越ゆる旅路を
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ぷよよん
薄墨を含ませ向かう文机筆を持つ手がうまく滑らず
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団右衛門
野辺送り 師の名を叫ぶ 石津川 冬の雨つき 天まで届け
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東娘
マグダラのマリアが死んだと繰りかえす電光テロップってイルミネーションね
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詠み人知らず
年賀状出したら届く欠礼状姉の永眠二十日だったと
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ふみまろ
ひとつふたつ消えゆく朝の街の灯のもの言わずして喜劇王逝く
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桧月
アウトロー フォークを投げたつもりなどなくても落ちる 誰も捕れない
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紫苑
イブに聞く訃報は哀し 何故か 支えしもののあらざるゆえか
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