うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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トウジさん
淡雪のとどまる間にも来るまし疾く打溶けて浅し聖夜か
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び わ
烏瓜家の中にも冬景色花瓶の中に世界を広げ
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ＫＥＮ
茜なり ああ茜なり あかねさす 今日を願ひて 東雲見れば
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灰色猫
生かさるる命があらば死にゆくも定めならむか流るる星ぞ
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灰色猫
少年はジャングルジムより見し月に大人となりて着陸しけむ
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灰色猫
帰らばや育ちし川へかの魚も草の匂ひも忘れられぬぞ
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水紫
湯煙に浮かぶ橙蜜柑風呂石焼き芋の音は懐かし
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朔夜
生かされて一人家路のありがたさ下弦の月は静かに西へ
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タイベリアス
しんしんと降り積む雪にふるさとのドサドサ落つる音思い出す
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灰色猫
冷え込みし冬至の夜は誰しもが柚子湯を思ひ帰路を急がむ
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灰色猫
お日様は凍ゆる朝の冬至をば温めむとし空を染めゆく
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灰色猫
昇りゆく冬の朝餉に沈みゆく冬の夕餉に南瓜を食はむ
6
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灰色猫
お日様は冬至の空を渡りゆき儚く燃ゆる儚く尽くる
6
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び わ
しずしずとお日様昇りおはようさん今日の始まり頼みますよと
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葛城
立ち渡る小江のあさぎり遠見れば集く冬鳥いまだ目覺めず
9
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うすべに
冬晴れの水辺に揺れるしろうさぎ 散る蒲の穂におさなご駆ける
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朔夜
北斗星たどり着くならアルコルは見るも見えぬも御心のまま
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夕夏
われだけはみなおもってるしぬまいとさいごのことばこんなはずでは
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音弥
降雪の洗礼をうけ草々は凍えひれ伏す冬至の回廊
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夕夏
とんねるのゆうすいりょうでちんかがおこるくみだされたるりろんみず
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