うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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悠々
三陸に若布うれしい春の潮足音かすか復興の香り
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在原紀之
鎮魂の大和歌をぞ詠えども我が身思へば偽善にあらぬか
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在原紀之
災禍より一年ふりぬ蜻蛉州大和の人の涙や乾ぶる
4
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しづく
絆とか頑張ろうとかあたしでは何を言っても嘘になりそう
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しづく
コンポとか額縁の絵が飛び交ったあのときはまだ知らないでいた
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工藤 琴子
全員の祈りがとどきますように だれの上でも月はまあるい
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しづく
「死ぬまでは生きろ」ときみが言ったからあの日を越えて息をしている
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只野ハル
奇跡的な生還と失われるべきでなかった多くの命と
5
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武田シンノスケ
海神は總て刹那に呑みにけり幾年經れど念ひは消えじ
5
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芳立
けふ暮れて祭りのあとの烏らをなぐさめかぬる日比谷公園
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高島津 諦
それほどにコストがかかることもない手軽な福祉としての黙祷
3
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高島津 諦
飽和してうんざりするほどのお祈りが少し溢れて向こうに消える
2
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高島津 諦
大勢の人が死んだ日死ぬことより生きてることを口に出してよ
2
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しまじま
かわらねば 何をなさむや 手抜きなり 瓦礫に眠る 御霊救わむ
2
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はな
病院の二階から見る三月の空の高さに泣かされている
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詠み人知らず
浅ましく瓦礫の山さえ利用する 選挙狙いの議員に呪いを
7
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みやこうまし
大津波の映像避けてテレビ見る未だ癒えないストレス障害
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悠々
名取市の朝市傳ふ畫面には爺つちや婆つちやの嬉しい笑顏
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悠々
被災者の必死な笑顏まぶしくて默して祈る明日の復興
12
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詠み人知らず
自粛とか不謹慎という言葉にて他人を蔑す偽善の祈り
11
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