うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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しづく
この星の裏側にさえ友人がいるのでいつもおだやかでいたい
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かぐら
黒錠の手首がふたつ消えてゆくだからくすっていったのでしょう
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想野
無罪とて胸を張りたる人たちに届く日ありや民草の声
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falcon
足りぬのは工夫が足りぬとむかしいひいま電力が足りぬと騒ぐ
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しまじま
政官の ろくでもなしを 顧みず 騙さんとすも 知りて騙さむ
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坂本雅則
ソマリアの海賊どもが跋扈する沖をゆくのも男の意気地
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光本博
あかねさす昼に日傘とすれ違うひと日の夜に春の雷来る
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ふきのとう
理不尽に命絶たれし母子らの涙の重き誰ぞ償ふ
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猿ノ丞狂介
村雨の凍るひと太刀槇の葉に血霧ののぼる秋の夕暮れ
4
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葉月きらら☆
飛ぶこともできるわフワリ舞い上がるセーラー服のリボンと希望
8
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かぐら
姉ふたりしりとりしても椿雨 フィルムのねじれ火を放つのさ
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falcon
葛飾の工場の屋根にとどまりて錆びもかがやく春の陽のかげ
20
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城戸愛楽
一年間海漂ひしボールには幾羽の鳥がとまったろうか
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いちにのパッパ
無垢の手でくりかえされる花吹雪に「ベクレル」などがよぎる哀しみ
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吉奴十三世
南海の小島の磯に日の丸を知事振立てて國とたはむる
4
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坂本雅則
不夜城のダウンタウンに屯する少年少女の妖しき瞳
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かぐら
ひゆひゆともふもふだけを市債としてふたりは葦を切り取り朱いろ
1
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善田真琴
木のみ見て森の見えざる老猿の三十一文字を作る賢しら
2
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falcon
八策の心も知らず難波潟龍馬の渋面芦の間にみゆ
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falcon
五輪とか尖閣とかを持ち出して足元みぬは老害ならん
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