うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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岡本雅哉
歌壇では名もなき花でありますが花壇の下段で咲いております
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詠み人知らず
新しいポットをすぐに使いたいけれどあなたでしばらく保温
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羽
行き逢った夜の図書館泣く君と歌う書物を借りて帰ろう
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綿花
心地よく泣かされており雨の日はウォークマンの中のアツシに
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綿花
右斜め四十二度の首筋にくちづけの的見せております
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綿花
状況を的確な語で告げられる君に察せないもの抱いてる
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螢子
今朝もまたすっきりしない梅雨空に同調せぬよう心に「喝ーっ」
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詩月恵
右上がり少し癖ある君の文字まだ覚えてる吾が哀しい
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ムラサキセロリ
でも僕はテムポ正しく挨拶をできる程度に冷淡なんだ
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向日葵
出逢いには 必ず意味があるはずです 結ばれるとは限らなくとも
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詠み人知らず
偶然に隣の駅に住む人の恋に破れて電車がこわい
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ほたる
あくまでも強気の君でいてほしい。老いる恐怖と受け入れる安堵
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やすむ
脳みそを叩いて落ちてきたような理想に出会う実は五秒前
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やすむ
マロニーをそんなに食べたいわけじゃないお鍋の中で箸だけ会いたい
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井左美
日は落ちて墨色流れかんばせは白く優しく包み溶け行く
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井左美
日が落ちて景色変わりて夕闇に溶け込む瞳しばし眺める
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詩月恵
コンクリのひび割れに咲く紫のすみれみたいに強くなれたら
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井左美
清貧を尊ぶ暮らし嬉しくて二人まどろむ昼下がりかな
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詩月恵
ほんとうの君の心に触れたいの 高い壁でも乗り越えてやる
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井左美
日をまたぎ君を感じる夜は更けてともに目覚める神の計らい
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