うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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螢子
エコ会社にわか雨降り三十度下がればぴたりと止まる冷房
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リンダ
鼻先の老眼鏡がずり落ちて上目遣いの視線ぶつかる
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リンダ
今日もまた目を腫らしてトイレから出でる新卒みつき過ぎたり
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詠み人知らず
気付いたら愛想笑いしか出来ず 腹の底がどこなのか手でさがす
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久地宗吾
涙ながしせつせつ語るわが務めやれというならやらんでもない、と
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竹本未來
図書館にメイドカフェに本屋さん 今は自宅警備猫してる
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竹本未來
おおよそ五年前の私はいった。「おかえりなさいませご主人様」
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佐々一竹
花火師が狙いすました一発を地上の民が仰ぎ見る夜
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リンダ
アイロンの湯気上がるなか着る人の想い広げて踊る洋服
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リンダ
歌ばかり詠んでおれずに生きるため女を忘れ日々働いて
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只野ハル
好きな歌は好きな歌人は実は私も若い頃では頑張って
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リンダ
苦々しい仕事の帰り携帯のメモに歌詠みワープし垢落とす
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水煙
だれもかも話したことがある気する 居眠りのゆめ揺れる車内
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やすむ
弁当のにおいすりぬけ踊らないほうの上司と汗だくの午後
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きりあ
ボレロは鉄壁な曲というイメージ華やかに舞えそれに選ばれ
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きりあ
永遠にひとりでいると決めたのはギターを手放した暑い夜
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庭鳥
ドナドナと口ずさみつつドアを開けお偉いさんをけふも迎へる
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水煙
傾いた草木を戻し得たように仕事なしたる日は背筋伸び
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葉月きらら☆
楽しみは和菓子の為にいつもより濃く出す煎茶喜ばれた時
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佐々一竹
目立つことばかりを目指す連中は放置しておけ きんぴらつまむ
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