うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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真田 虫太郎
働くと いうことは権利と 聞かされて 来たが事実は 義務だと知った
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浅草大将
時として胸に怒りをなすの湯の熱き滾りの湧きて止まざり
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螢子
浪人が傘張りするごと袋張り我はしたるや生きる糧とし
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たんぽぽすずめ。
誰も 窓 叩かず半身日焼けした昨日に今朝は ミルクなる空
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田中ましろ
思い出も欲望も燃えるゴミだけどプライドは粗大ゴミだね 捨てて
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佐々一竹
挨拶はこちら側からする決まりたとえ下げたくない頭でも
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ひいらぎ
土曜日の朝の寝坊を中心に過去と未来になる一週間
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月光
昼間から 餃子を食べる その訳を 誰にも言わず デスクに戻る
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詠み人知らず
「男気」を出す瞬間にはじき出す「ナンパーセント女を残そう？」
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田中ましろ
諦めることが上手になりそっとオトナ迷路の扉は開く
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螢子
一日中パソコン業務したる今日哀しくも無く涙出るや
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リンダ
正論を言えば言うほど損をする長いものには巻かれていても
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キタハラ
壊れてるのはぼくじゃなく世界だと思った だから逃げ出したのに
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佐々一竹
柄の折れたビニール傘が転がりぬ不要とあらば捨てらるるのみ
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詠み人知らず
現実と 理想のギャップ 身に凍みて 早く景気よ 良くなって
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詠み人知らず
毎日が光の強い太陽はさぞかし深い影落とすだろう
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浅草大将
夕さりて今日も一日を生業の我歌人にまたかへりゆく
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楓
静寂の広い空間突き破る単調なモニターの音
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リンダ
逆流の胃酸に耐えて食道は日々の哀しみ耐えて飲み込む
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たんぽぽすずめ。
十屯の 荷揚げを終えて 七人の汗を真夏の 雲へ捧げむ
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