うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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只野ハル
敗軍の将の変われば再興の道探りつつ消えず残れと
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只野ハル
未来なき新生活の大掃除拭えど晴れぬ窓の曇りは
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只野ハル
近江出で都に上る道行の御せぬ牛車を降りて戻らぬ
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只野ハル
幾度も復活遂げしゴジラなら逆上陸もあると思えど
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五穀米
犯罪者も異性を伴い出でてくる黒き世界に花咲くものかは
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五穀米
草臥れて了ってもいい政治家のゾンビのごとき年末の怪
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詠み人知らず
各々の故郷もありて年の暮れ里想う人里帰る人
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詠み人知らず
片付けはせずとも明日はきっと来る時の流れは水の流れで
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樟
舞い上がる夢の馬券の雲海に弥勒菩薩が微笑えんでいる
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詠み人知らず
大掃除見えるとこだけ片付けてキャップの蓋は・・分別するぜぃ
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詠み人知らず
見開けば紙面溢るる蟹の赤ニポンノヒトハカニスキアルネ
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詠み人知らず
歳末のセール原価やいかほどか五万の品を十万で売る
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葵の助
宛名書きすれば美美美美わたしにもせめて名前に欲しかった文字
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只野ハル
ちょっとだけＳＡＬＥのＬの字傾けてＳＡＶＥと読んで我慢しよっか
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只野ハル
遠吠えが先に聞こえる子供らの火の用心の掛け声よりも
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コーラ
顔に痣 見舞われたので家出します ブックドラフトに埋もれる朝
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風橋 平
千超ゆるファインダはるか向けられて光の都となる街路樹
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紫草
歩をとめて財布取り出し顔を上ぐ募金するひとまなじり清し
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紹益
クリスマス 喜び分かつ 人もなく 凍える街を ひとり流離う
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只野ハル
イブ終りケーキの後に迎春の蒲鉾並ぶスーパーの朝
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