うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
かを３
軽トラの荷台に立ちて生け垣を刈るはまさかの隣の八十路
4
もっと見る
-
痴光山
夕間暮れ老いを尋ぬるスピーカー「発見」の後報を告ぐることなき
3
もっと見る
-
ななかまど
思いの丈を打ちあけました 赤々と鮮やかに咲く八重の薔薇は
13
もっと見る
-
Aquarius
地下の水補充するためやむを得ず痛し痒しの地震後の雨
1
もっと見る
-
舞
桜木の青葉さやかな木漏れ日に散りては残る白の花びら
6
もっと見る
-
Aquarius
四分差東日本と能登地震カタストロフは金曜午前
1
もっと見る
-
夕夏
こそだてにけんめいなははにまもられどうようにまごこをまもりいき
2
もっと見る
-
灰色猫
お前より臓器の方が価値があるって鳴ってる心臓だまれ
6
もっと見る
-
横井 信
熱っぽい身体にしんと若草の揺れる葉っぱにひかる雨だれ
9
もっと見る
-
深谷真雪
仄暗き己の内に気付かされ其処へ刃を立てる衝動
4
もっと見る
-
積 緋露雪
俵萬智は７０年代フォークに似たり詠ひ始めた己の日常
3
もっと見る
-
積 緋露雪
惱ましき少ない豫算でやりくりす數字の振り分けに滲み出る人生
1
もっと見る
-
ユパ
退院の日を楽しみに灯す夜蝋燭の火がひっそり消える
7
もっと見る
-
へし切
老いるとは 身体の衰えそれに尚 気力も萎えて 辛きこと多し
12
もっと見る
-
ななかまど
いまわれのサードプレイス硬い椅子なれど長居のお手軽マック
12
もっと見る
-
恣翁
無愧にしも身悶ゆるごと 鱗粉を 硯池の墨に散らす夜蛾はや
10
もっと見る
-
痴光山
フェンスの上老いらのテニスに見巧者の鴉は蒼穹へ呵々大笑ひ
4
もっと見る
-
なりあきら
五月雨に ものを思えば ホトトギス 何処で鳴くのか 夜の帳に
4
もっと見る
-
舞
ねこばばの 百円硬貨 新蕪の 味噌汁となる 妻の魔法か
6
もっと見る
-
行宮偏（仮之名）
山の手は封鎖されてはいませんよそんなこんなで踊ったわけだ
1
もっと見る
