うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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たんぽぽすずめ。
柏手の 紫陽花 散らず 茶に染まり初秋に思ふ 傘を抱く君
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詠み人知らず
書庫内で妻の腕に抱かれて眠る詩集は鉄幹「紫」
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愚理倫
目を瞑り冷たき君の手を取りて 熱くなりしは我が胸と頬
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十六夜
好きですと ただ一言が 言えぬまま夏も終わりね うつむく向日葵
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詩月恵
君が今日笑っていると良いのにと想ってしまう朝がまだある
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四季野 遊
参道に君を待たせてお守りを鈴虫寺に返しに参る
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まき
まどろみのなかであなたが我の手を求めてくれてひどく嬉しい
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詠み人知らず
心理テスト出すのは好きで 出されるのが嫌いな時点で私はＳだ
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十六夜
ゆらゆらと 漂うひとり 熱帯夜降りそそぐ闇 咲く月見草
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Kantの娘
懐かしい岡埜栄泉誰の土産豆大福で一息入れる
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紺
ぱっつんの前髪に甘えてみますミルク多めのカフェラテください
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桐
自分がこわい 君をさえ嫌うのならば残さず食い荒らされたかったの
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Kantの娘
ゆるゆると溶けて流れし新月の星も無き夜のしじまに沈む
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平 美盛
君想ひ 心の迷ひ 振切れず 愛すればこそ さよなら君よ
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田中ましろ
追いかけた夏が失速して僕は思い出もなく追い越してしまう
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ほたる
強く君を欲することの愚かさに 気付く晩夏の空は曇天
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平 美盛
人生は ゆつくり生きたら 八十年 急いで生きても 五十年
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ほたる
色鉛筆 かるく迷って好きな色 決めるみたいに君を選びたい
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田中ましろ
太陽になって君だけ照らしたい 紫外線は気合で出さない
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田中ましろ
きみが根を張りめぐらせて強くなるまで傍にいる 添え木のように
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