うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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弦歌
わらはんど列ばなしてチャリンコで その背さ虫取り網コねぐなった
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ＫＥＮ
雨の間に 秋霧の如 立ちにける 早稻の匂ひに 噎せてもどかし
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うすべに
雨音に出番をゆずる蝉時雨 東へ急ぐ灰色の雲
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Aquarius
トンネルは人工的に開けた穴揺れて撓んで脆く落ちたり
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Aquarius
影響は軽い空気に顕著なりその本震の二三か月前
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Aquarius
震災の被害は同心球状に媒介するのは水のようだ
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へし切
奥入瀬の川の流れは瀬をはやみ涼を誘ふか夏は去りゆく
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Aquarius
ジェット機や翼が欲しい白亜紀のティラノ一億年の咆哮
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灰色猫
ハンカチを一枚君に託します平和を願うふたりのために
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詠み人知らず
涼しげな 風を吸い込み 秋を纏う ひらりと返す 季節の変わり目
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シダ
鳴神を遠くに聞きてひとときの静けさののち光の落ちぬ
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萱斎院
なき人の魂と見まがふ送り火の 宵のかへさの闇てらすらむ
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可不可
汗あらひ流すシャワァ みたい でも 降り止まない雨は 寒々
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うすべに
夏草に突き出て並ぶやまゆりの かしげたこくびに子供らの声
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詠み人知らず
松茸や 栗やきのこに 果物が ダイエット中の 私を誘う
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橘
梅雨時と秋雨時との二季節を加え日本の季節は六季と
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Aquarius
首都直下晴れた金曜午前中春にかけてと夏の終わりに
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可不可
大雨のニュースに眉ひそめつつ 降るなら他処で 本音のみこみ
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うすべに
震わせて 風に転がる蝉の翅 小さな穴に水流れ込む
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つばす
長雨にパックリ割れたトマト見て ひと夏の終わりを知った時
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