うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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志慧
もう二度と会わないだろう小田さんだ往く年来る年君に幸あれ
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志慧
来年は来ない葉書を知りながらこの地に暮らし続けるわたし
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詠み人知らず
改めて詠むと恥ずかしいものです別に恋などしてない恋歌
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ほたる
何年か後にあなたを失ったその時を思い身構える切なさ
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あひる
置き去りし種子緩やかに育ちゆきわれらの世界に決潰兆す
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紫苑
椰子と灯の波間に溶ける外つ国の露台にありて無言のわかれ
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たんぽぽすずめ。
振り向けばスロープを消す雪が降り発車時刻を君と見送り
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神谷あを
らぶあんどピース綺麗なさよならを抱いて星になる二つのあを
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鈴桜
思ふまま暮るる月夜を眺むれば千々に乱るる雲らの如く
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紫苑
ゼフュロスの甘言ははや花ばなは耳朶を染めつつ裳裾をかかぐ
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シュンイチ
なれ合いの関係ばかり続けてる 笑った顔がちょうどいいのに
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恋花
一目惚れなんてするわけないだろと言った側から落ちる恋路
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只野ハル
弦楽四重奏で聴くトゥ・ラヴ・アゲイン柔らかな日差しの中で
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只野ハル
オリノコ・フロウ聴きながら夕陽に向かう帰り道旅に出たいな
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田中ましろ
たいせつなことをふたりのまんなかにおいてかさなりあう「あいしてる」
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田中ましろ
いつだって前向きだから横からの急な風には少々弱い
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山本克夫
三日月の尖端におそるおそる触れてゆく指先はいつも淋しい
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山本克夫
つちふまずのへこみから温かそうな砂場の砂にふれてゆく
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山本克夫
うすよごれた身体をつつむボディソープの泡だけがやさしい
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悠々
脳内のアドレナリンが増殖し桃色に染む犬、猫、女
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