うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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ふきのとう
施設でのスナップ写真はＶサイン我が人生は悔いなしと見る
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詠み人知らず
水田に精霊トンボ乱れ飛ぶ黄泉の国から姿を変えて
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たんぽぽすずめ。
赤になりそうな信号日々抜けていれば先にて青キップ待つ
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薫智
退廃と惰性の日々は気を抜いた瞬間にすぐ蝕まれてく
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寝流
五七五の つもりが何故か 七五七 慌てて消した 怒られるから
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薫智
打たれるとわかっていてもいつだって直球勝負僕はぶれない
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日央
いく人のひかり纏ひて耀ける夏の月夜に諸手合わせて
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浅草大将
鰻をば千日前で焼くも立ついづもやの煙わすらへぬかも
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薫智
童心にかえる夏だと言うけれどいつでも僕は童心のまま
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薫智
閃いたフレーズ心染み込ませ忘れないよう呟いている
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薫智
白と黒ひっくり返し続けてる終わることないオセロゲームで
8
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寝流
いずるのは 縁起の惡い 短歌だけ 虚しく浮かぶ 不吉な歌よ
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浅草大将
現世の社にしづむ企業戦士にうらやす国のたま垣はなし
12
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白亜
夏空は幼子たちには残酷で 輪郭さえも溶かして奪う
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薫智
悲しみを分子レベルに凝縮し刻み込むよう歌に忍ばせ
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粕春大君
わたつうみの千尋の底は見えねども深きうらみはなほとどまれり
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薫智
氷入れグラスに注ぐ琥珀色薫るワイルドターキーを飲む
10
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薫智
久々に歌を詠まずに一日が過ぎてしまって喪失感が
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詠み人知らず
空蝉は命存在した証人が残すは骨と思い出
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トーヤ
サヨナラを告げたあとには皆さんの涙を一つ側にください
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