うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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螢子
明日からの日常に戻るために飲む眠剤は今日の空色映す
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鹿男あほでよし
着る服も飲みたいお茶も住む土地も教えてくれるつり革広告
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たんぽぽすずめ。
一首詠む度にノートへ書き黙すあの情熱よ嗚呼もう一度
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浅草大将
水茎の跡うるはしき紙屋川うつしみにては住む方もなし
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浅草大将
千端破るかみのなき世に供ふるにするべき業に思ひ至らず
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鹿男あほでよし
世間とか流行だとか恋だとか嫌いなまんま 大人になった
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浅草大将
湯に入りて電子書籍を思ふ夜はいとねもころに首筋洗ふ
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たんぽぽすずめ。
サウナから水風呂入りビァを飲むこのしあわせは明日につながる
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リンダ
汗つたう猛暑の中の通勤で下向く群れの重い足取り
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詠み人知らず
生徒らとオカリナ作り島唄のかもめの声ふきしなつかしき
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たんぽぽすずめ。
蓮の華 満ちれど母は招かずに目覚め苦しき夏の草原
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たんぽぽすずめ。
夕暮れてだあれも居ずに霊が浮きそうな家でも疲れたら寝る
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薫智
慣れるとは危険分子を孕んでて我流のサビに蝕まれてく
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たんぽぽすずめ。
草苅りの日焼けの顔が集金の前に捧げる領収書です
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平 美盛
いつまでも あると思うな その仕事 明日の事は 誰も分からぬ
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芳立
世のためにテラのデータを刻み込む石より木より脆いディスクに
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只野ハル
空調のない倉庫で業務応援をした猛暑日ビール欲しい
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みずたまり
夏季休暇とれないとぼやく横顔が少し笑ってる仕事好きのひと
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たんぽぽすずめ。
息切れし熱中症に臥して死が引くまで掴む名も知らぬ花
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只野ハル
夏休みが終わったと子どものようなこと言いながら忘れ物した
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