うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
行く方をなどかは人の問はざらむ白露の奥まぼろしの峯
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光源氏
あはれいかに草葉の陰を思すらむ涙もふるふ化野の雨
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薫智
手に入れた代償として今僕は何を失い生きてるのかな
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詠み人知らず
夢といふ一つ言葉で人の世を抜けて澄みゆく中天の月
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恋花
白露の飛び交う様を潜めつつ華の匂い立つ風俗店街
9
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詠み人知らず
人体実験の連続だった 私の 人生
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対空
風噎せるいろとりどりの旅団旗を塗り潰したるアスファルトに
1
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薫智
電池切れ音が途切れるｉｐｏｄ終わりはいつも突然に来る
9
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ペニーレイン
この月が欠けてなくなる ねえ、直子その頃 そっちに往っても好いい
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薫智
坂道を走ってわかる自転車は誤魔化し効かぬ力衰え
8
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詠み人知らず
漂ひてやがて沈みぬわたつみの底をくらむる波の光や
8
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たんぽぽすずめ。
君の背を撫でる情けはありませぬしばし獄（ひとや）で泣いて来なさい
1
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ライテウ
人がみな骨に見えてく夕暮れは水がゆつくり滿ちてくやうな
6
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薫智
自らのくだらぬ思考オーディンの斬鉄剣で斬られてしまえ
8
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対空
バベルを未だ覚えてゐる建築現場で咽喉掻き毟る遺伝子
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虹雲
彼岸花回らぬ野辺の風車たたずみいるは見えぬ幼等
7
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詠み人知らず
瑠璃色の海に消えなむ泡沫と結びて今日までながめこし世の
6
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安奈
シャンデリア光るお部屋で切るほどの髪ではないからリビングで切る
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猿ノ丞狂介
エロビデオ玉をぬかむとすれば消ぬぜひ見む人は想像で見よ
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澤木淳枝
お彼岸に 中秋名月 重なりて 彼岸に君が 御座すると覚ゆ
8
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