うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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可不可
灯り消すと 寝室の窓から幻の小川さながら 月の光
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滝川昌之
脱衣場の温み求めて入り来ては庭へ帰せと泣くかコオロギ
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夕夏
ちゅうしゅうのたいふういっかめいげつとながれるくもにほしがゆらめく
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桃山
雲のきわ月の光に照り映えて飽くまで仰ぐ満月の夜
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葛城
気分屋の女性の如き通り雨いつ変われるや知らぬ秋空
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び わ
両手振る吾が影映す散歩道木葉きらきらお早うさんと
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可不可
八年ぶり仲秋に満月 お互ひ 顔色わるい姉妹かしら
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芳立
望月は雲隠るともまほろばの影さやかなり虫鳴きとほす
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御宿川蝉
海原に 月影映し 昇り來る 月の砂漠の 秋の明月
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トウジさん
名月よせめて修羅場に出ずべしや此方は無月案ずことなし
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Aquarius
陸海空七百二十度同心球スライディングブロックパズル
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滝川昌之
ソワソワと落ち着かないのは同じだと土手の芒と名月を待つ
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うすべに
だめかなと自転車止める芒原 御蓋の山の上に横雲
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Aquarius
新月の頃一面を照らされて中空に浮くピン球のよう
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詠み人知らず
照らされし この世の果ても我が身にも雲間の月は 語らず光る
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詠み人知らず
時空越え 鳴き出したのは 蝉の声 姫様探しに つくつくぼうし
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河のほとり
あしびきの山した水を見ぬ人ぞ後には秋の立つと言ふべき
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ひげじぃ
対岸の土手埋め尽くし曼殊沙華 今日の一日を染めあげ咲けり
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ＫＥＮ
滿ち滿ちて 夜半にたゆたふ 月明かり 秋蟲の聲 胸にさざ波
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武蔵野
夕方に お散歩をして すっかりと 秋を感じて 今日は満月
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